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【2024年4月】連携ニュース

放 射 線 科
ドクターメッセージ
良い治療は良い検査から
高精細で迅速・安心・安全な画像診断
西胆振唯一IVR専門医による画像下治療
放射線科 科長
湯浅 憲章(ゆあさ のりあき)
北海道大学 平成 8 年卒
【認定医など】
放射線学会診断専門医・IVR学会専門医
腹部救急医学会認定医・核医学会 PET核医学認定医
がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
死亡時画像診断(Ai)研修会修了
IVR学会主催経皮凍結療法講習会修了

当科の紹介

当院放射線科は常勤医1名が画像診断(CTとMRI)とインターベンショナルラジオロジー(IVR:画像下治療)を担当しており、脳・脊椎・心臓MRI、PET-CTなど核医学検査など専門性が高い領域は北海道大学画像診断学教室の専門医に遠隔画像診断や出張で、放射線治療に関しても同放射線治療学教室の専門医に出張で支援をいただいております。

① 画像診断

良い治療は良い検査(→画像→診断)から」と言われますように、当院ではCTは320 列および80 列、MRIも3T (西胆振地区では当院のみ)と1.5Tと各2台体制で、超音波も最新機器3台で (当院放射線技師7名が学会認定超音波検査士)、PET-CTなども施行しております。特にCTは2020年度以降導入のもので従来と比較し被曝低減や金属アーチファクト低減などにより画質も向上、さらに高速でCT透視も可能でRFA、ドレナージ、生検などIVRにも有効利用しております。

② IVR(画像下治療)

IVR(画像下治療)はX線透視、CT、超音波などで確認しながら 局所麻酔下でボールペン先程度の細いカテーテルや針などで検査や治療を行います。そのため 傷も極めて小さく殆ど残らず低侵襲ゆえ 入院期間も短いなど利点があります。
当院では、日本IVR学会専門医 および学会認定看護師常勤で在籍 し、同学会の専門修練施設にも認定(胆振地域では当院のみ)され、各種IVRを積極的に施行しております。肝癌(原発のみならず転移にも)に対する局所治療としてラジオ波焼灼術(RFA)肝マイクロ波焼灼術(MWA)、さらに進行肝癌に対しても経カテーテル的動脈塞栓術(TACE) 動注療法、その他にも 経皮的な腫瘍生検および膿瘍ドレナージ、出血症例(術後出血,喀血,血尿,腫瘍破裂,外傷,産科出血など)に対する止血目的での緊急動脈塞栓術(TAE)なども行っております。

 

 

新しい話題として、前述のRFAは、従来は肝癌のみ保険適応でしたが、 低侵襲で根治性が高い利点から、一昨年2022年9月より 肺、腎、骨軟部、骨盤内悪性腫瘍などへも適応拡大となりました。 転移性骨腫瘍に対する疼痛など緩和治療にも有用と報告されております。当院も標準治療困難な肺癌に対して治療を開始しております。今後とも地域医療に貢献させていただく所存ですので、何卒宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

N E W S 新任常勤医師19名、新研修医15名が着任

常勤医師増員となり診療機能がさらに充実いたします。

※血液内科・整形外科・耳鼻咽喉科・産婦人科で各1名増員です。
(産婦人科は今後さらに1名増員予定です。)

※専門分野など詳しい医師紹介は後日発⾏予定の
診療ガイドブック2024』でご紹介いたします。

新しく初期研修医1年次基幹型14名と2年次協力型1名を迎えました。
研修医全体では昨年度より4名増の計28名となり、道内でもトップクラスの規模となります。

 

【2024年3月】連携ニュース

産婦人科
ドクターメッセージ
卵巣腫瘍の精査・治療
良性から悪性まで幅広く迅速に
低侵襲の良性手術から悪性に対する最適な
集学的治療を実施しています
産婦人科 科長
かすが  ふきこ  
春日 芙貴子 

札幌医科大学 2014年卒 
【認定医など】
日本産科婦人科学会専門医
日本がん治療認定医機構
がん治療認定医
母体保護法指定医
産婦人科のご紹介

当科は現在常勤医師4名+札幌医科大学からの出張医(週2日、主に腫瘍専門医)で診療を行っております。女性の一生に携わる科として、周産期、腫瘍、生殖、女性のヘルスケアと幅広い診療を行っています。来年度からは更に女性医師が増える予定で、引き続き患者さんが受診しやすく相談しやすい地域に根ざした診療科を目指してまいります。

多種多様な卵巣腫瘍

卵巣腫瘍には様々な種類があり、その発生起源から表層上皮性・間質性腫瘍、性索間質性腫瘍、胚細胞腫瘍などに大別され、それぞれに良性、境界悪性、悪性があります。

良性でも大きいものでは30cmを超えることもあります。最近では年間13,00例が卵巣癌と診断され、5年生存率は60%程度で、死亡数は約5,000人に至ります

40歳代から発症率が増加し、50~60歳代が発症のピークとなりますが、若年女子でも発症することがあります。乳癌などに関連した遺伝性の卵巣癌も1割弱を占めることが分かってきました。

 

沈黙の臓器」とも言われるように、良悪性共に初めは無症状で経過しますが進行すると腹部膨満感や食欲不振、下腹部痛、頻尿などの症状が出現します。時に腫瘍が破裂したり、茎捻転を起こしたりすると突然の強い下腹部痛が出現することもあります。

診断・治療

まず外来で内診や経腟超音波検査により卵巣の大きさや内部の状態などを観察します。さらに、CTやMRI検査などの画像検査を併用して、他臓器との関係、腫瘍内部の性状、リンパ節の腫大の有無などを観察し、良悪性を推測します。最終的な確定診断は手術などによって得られた検体の組織学的検査によって得られます。卵巣腫瘍の約90%は良性で、約10%が悪性とされています。治療前に良悪性の区別が難しい場合は、腹腔鏡下での組織生検術中迅速診断などを積極的に取り入れて治療にあたっております。
ほとんどの良性の卵巣腫瘍に対しては腹腔鏡下手術を行い、最近では条件を満たせばvNOTES(Vaginal Natural Orifice Transluminal Endoscopic Surgery:経腟的内視鏡手術)という術式を検討することもあります。この手術では腹腔鏡のカメラや鉗子などをすべて腟から挿入し、摘出した組織も全て腟から取り出すため、お腹に全く傷がつかず、腹腔鏡下手術よりも更に低侵襲の手術となります。

悪性腫瘍の治療の原則手術により腫瘍を可能な限り摘出完全切除を目指すことにあります。多くの場合手術後に化学療法を行い、残存腫瘍や腫瘍細胞の完全消滅に努めます。進行しており一回の手術で腫瘍の摘出が望めない場合は、術前化学療法後に二次的腫瘍摘出術を試みます。
最近ではベバシズマブやオラパニブ等の分子標的薬を従来の抗癌剤と共に投与することができるようになり、生存率の向上が期待されています。当院では遺伝子検査なども取り入れて、患者さん毎に最適な治療を提供することを心がけております。また症例によっては境界悪性以上であっても、種類や進行期によって健常側の卵巣・卵管や子宮を温存する妊孕性温存治療も積極的に検討しております。

連携医療機関の皆様へ
かかりつけの患者様が腹部膨満感(最近スカートやパンツのウエストがきつくなったなど)や下腹部痛、頻尿などを訴えるようになった時は卵巣腫瘍の可能性についてもご考慮頂けますと幸いです。少しでも疑わしければ、いつでもお気軽に当科にご相談ください。
放 射 線 科 か ら の
お 知 ら せ
委託造影CT検査・造影MRI検査の実施日が
毎週木曜日のみに変更となります
放射線科 科長 湯浅 憲章

連携医療機関の先生方には平素よりCT・MRI・超音波検査やPET-CTなど画像検査の御紹介をいただき厚く御礼申し上げます。
現在御依頼いただいております造影CT検査・造影MRI検査予約は毎週月曜日・水曜日・木曜日を実施日とし、御案内をさせていただいていましたが、本年3月より造影CT・造影MRI検査の実施日を毎週木曜日のみに変更をさせていただきます。
医療機関の先生方、患者様には幾分ご不便をおかけするかと存じますが引き続き画像診断およびIVR(画像下治療)で地域の患者様ならびに先生方のお役に立てるよう努めて参ります。何卒ご理解ご協力をいただけますよう宜しくお願い申し上げます。
尚、造影剤を使用しないCT検査・MRI検査、超音波検査、PET-CTにつきましてはこれまでと変わらず実施させていただきますので、いつでも御依頼ください。

【2024年2月】連携ニュース

心臓血管外科
ドクターメッセージ
急性期大動脈解離に対する
様々な治療のアプローチ

西胆振地区唯一の心臓大血管緊急手術が
可能な施設として 
心臓血管外科 医長
  なりた まさひこ  
成田 昌彦

東海大学 2018年卒 
【認定医など】
日本専門医機構認定外科専門医
胸部ステントグラフト実施医
急性大動脈解離とは

大動脈解離とは大動脈の内膜に裂孔が生じて大動脈壁内に血流もしくは血腫が存在する状態と定義され,発症時の典型的な症状としては突然の胸背部痛がありますが,意識障害や上下肢の麻痺からCT検査で大動脈解離が明らかになる場合もあります。本邦においては 高齢化を背景として発症率は年々増加しており,手術件数も増加している疾患です。主な分類にはStanford分類があり,上行大動脈に解離が及んでいるものがA型,及んでいないものがB型とされます(図1)。特に A型解離の予後は不良であり時間経過とともに悪化し,発症後の致死率は1時間ごとに1-2%ずつ上昇して自然経過では48時間以内に約50%が死亡に至るとされます。
当院における急性大動脈解離の受け入れ件数の推移は図2とおりですが, 一般的に発症率は人口10万人あたり年間10人程度とされるところ,西胆振地区の発症率はそれを大きく上回っていることがわかります。(28.4人/10万人,2023年)

 

治療方法

A型解離に対しては基本的には緊急手術(人工血管置換術)を行い,B型解離は臓器灌流障害があるなどの場合を除いて安静降圧療法を行います。急性期における詳しい治療方針の決定については図3のとおりです。A型解離に対して手術侵襲は高いが根治性に優れる全弓部置換術を行うべきか,あるいは手術侵襲を抑えて縮小手術として上行置換術を行うべきかについては今なお議論がありますが,当院の特徴として赤坂心臓血管外科部長の執刀により積極的に全弓部置換術を行っており,全国平均と比して良好な治療成績を収めています。また,B型解離発症後の亜急性期におけるステントグラフト治療(TEVAR,thoracic endovascular aortic repair)の経験も豊富であり,長期的な予後改善(瘤化の予防)につながっています。

当院では年内にハイブリット手術室が完成し,稼働する予定です。手術室の機能に優れた透視装置が組み合わさることでTAVI(transcatheter aortic valve replacement, 経カテーテル的大動脈弁植え込み術)が実施可能となるばかりではなく,大動脈領域においてもより精巧な治療が可能となり,治療の選択肢が増えることが期待されます。当院にはステントグラフト治療の指導医・実施医資格をもつ医師が複数おり,ハイブリッド手術室の稼働と合わせて今後も常に最新の治療方法を取り入れ,実績を重ねていきたいと考えています。

 

 

連携医療機関の皆様へ

当院は今後も西胆振地区における唯一の心臓大血管外科緊急手術が可能な施設として,その役割を果たして参ります。急性大動脈解離や大動脈瘤破裂など大動脈緊急疾患は,やはり発症から治療開始までの時間をいかに短くできるかが患者様の予後に影響を与えます。それら疾患を疑う患者様がいらっしゃった場合には,どうぞ当院までご連絡下さい。また,治療後の患者様は病診連携の観点から,日々の投薬管理を開業医の先生方にお願いしております。血圧と脂質のコントロール,そして禁煙の徹底が大動脈解離後の予後改善につながりますので,患者様へのご指導も合わせてお願いいたします。

西胆振初 ハイブリット手術室を新設

◎地域に先進的で質の高い医療の発展に

当院は心臓、血管などの病気でより高度で体への負担が少ない低侵襲治療が可能となるハイブリッド手術室を新設いたします。ハイブリッド手術室とはそれぞれ別の場所に設置されていた手術台と心・血管X線撮影装置を組み合わせた高機能な手術室です。これにより、これまでカテーテル室で行われていた血管内治療がよりクリーンな環境下で行えるメリットがあります。高性能エックス線撮影装置や3D透視画像を映し出せる高精細な大型モニターと可動性に優れた手術台の組み合わせにより、正確で迅速なカテーテル操作が容易となり、手術のみでは到達困難な部位に対しての治療を行えます。カテーテルのみでは治療の難しい病態に対しても同時に手術を進められ、高度かつ精密な最新治療に対応できます。また外科、内科、麻酔科それぞれの医師が共同チームで治療にあたることにより、より安全に治療を行うことが可能になります。当院では胸部および腹部大動脈瘤に対するステントグラフト手術や閉塞性動脈硬化症に対するバイパス・バルーン拡張術などからハイブリッド手術室を使用していく予定です。

さらに、大動脈弁狭窄症に対する低侵襲治療TAVI(経カテーテル的大動脈弁置換術)も可能となるため、心臓血管外科、循環器内科を中心に同治療が実施できるよう準備を進めています。
体力的に手術が困難な高齢の患者さんや合併症などリスクの高い患者さんにおける治療の選択に、より低侵襲かつより効果的な治療を提供できるよう、本年中の完成をめざしています。

【2024年1月】連携ニュース

新年明けましておめでとうございます

2024年の年頭に当たり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
地域の連携機関の皆様におかれましては、平素より当院地域医療連携室をご利用いただきありがとうございます。
私たち職員一同、「思いやりの心を大切にし、安全で信頼される医療の提供を目指す」という法人理念のもと、より一層良質なサービスの提供に努めて参ります。
より円滑な地域連携に取り組んでいきますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

内科・循環器内科
ドクターメッセージ
『隠れ狭心症~INOCA』を正確に診断する
システム( Coro Flow™)を胆振初導入 
内科・循環器内科 部長
  なかむら ゆういち  
中村 裕一

札幌医科大学 1998年卒 
【認定医など】
日本内科学会認定内科医
総合内科専門医
日本循環器学会専門医
内科・循環器内科のご紹介

心臓の栄養血管である冠動脈が狭くなり血流が不足して胸痛を生じる病気が「狭心症」です。診断には冠動脈CTや冠動脈造影検査(カテーテル検査)により冠動脈の器質的狭窄を評価して診断します。ところが胸部絞扼感などの典型的な狭心症の症状を認め、ほかの検査でも狭心症が疑われてカテーテル検査を受けた患者の中で、器質的狭窄を認めない場合があります。こうした患者の中には冠動脈機能異常が含まれており、予後への悪影響や狭心痛による生活の質の低下がみられることなどからその重要性が注目されるようになりました。
症状や他の検査結果からは狭心症が疑われるのに冠動脈が細くない狭心症:冠動脈閉塞を伴わない心筋虚血(ischemia with non-obstructive coronary artery disease: INOCA、イノカ)という疾患概念が2017年に米国で提唱され、2020年には欧州でその診断と管理が提案されました。日本でも2023年3月に新たな診療ガイドライン(2023 年 JCS/CVIT/JCC ガイドライン フォーカスアップデート版 冠攣縮性狭心症と冠微小循環障害の診断と治療)が発表されました。
INOCAは通常のカテーテル検査のみでは診断が出来ない「隠れ狭心症」です。INOCAは冠攣縮性狭心症と微小血管狭心症に大まかに分類されます。
冠攣縮性狭心症とは発作時だけ冠攣縮をきたして血流が悪くなる狭心症のことです。通常の狭心症とは異なり運動では生じず、寒冷時や夜間から早朝にかけて安静時に発作を生じやすいという特徴があります。診断にはカテーテル検査の際に冠攣縮誘発検査を行い冠攣縮が誘発されないかを評価します。カルシウム拮抗薬や硝酸薬などの血管を広げる薬剤(血管拡張薬)が治療として用いられます。
微小血管狭心症は通常のカテーテル検査では見えない末梢血管(微小血管)の異常によって血流が悪くなる狭心症です。血管拡張薬などの通常の狭心症治療薬では症状は改善しません。これまでは微小循環障害を診断する手段がなかったため、狭心症と診断されることはありませんでした。このため微小血管狭心症の場合、狭心症と診断されないため、あちこちの病院や科を回っても診断がつかず症状も良くならないので、患者さんによっては精神的なストレスや不安を感じ、精神安定剤の常用や増量が必要となることもありました。
INOCAは原因によって心筋梗塞などを生じるリスクが高い可能性があり、治療法も異なります。そして厄介なことにこれらの病態は重複することもあります。このため冠攣縮誘発試験を含む冠動脈機能異常の精査を包括的に行い、INOCA の成因を明らかにして、その診断に基づいた治療が推奨されています。

微小血管狭心症の診断を行うには、カテーテル検査中に温度や圧力を測定できる特殊なガイドワイヤー(温度センサー付きプレッシャーワイヤー)と専用のソフトウェアが必要です。当院では2023年9月にそのシステム(CoroFlow™カーディオバスキュラーシステム)を新たに導入し、INOCAの診断が可能となりました。INOCAの成因を明らかにすることで、今まで見逃されていた「隠れ狭心症」を正確に診断し、適切な治療を行うことで予後や症状の改善が期待されます。

 

これまで通常のカテーテル検査で狭心症ではないと診断された患者さんの中にはINOCAによる狭心症が含まれていた可能性があります。狭心症ではないと診断された後も胸部症状を繰り返してお困りの患者さんがおられましたら、一度当院循環器内科にご相談ください。

 

N E W S 1 フットケア外来の紹介
『いつまでも自分の足で』
糖尿病療養指導士 小山内治子

糖尿病は、高血糖によって全身の血管や神経に障害を引き起こす慢性疾患です。その合併症である糖尿病足病変では、神経障害や血流障害などによって足の知覚が低下したり、傷が治りにくくなったりするため、重症化すると潰瘍や壊疽、切断に至ることもあります。そこで重要なのが「フットケア」です。当院では「いつまでも自分の足で歩ける」ことを目標に、フットケア外来を開設しています。
フットケアには洗浄や爪切り、毎日の観察や保湿など自分で行う「セルフケア」と、医療機関で診察、処置、指導などを医師や看護師が行う「プロフェッショナルケア」があります。当院では、糖尿病専門医の指導の下、糖尿病重症化予防研修を行けた看護師が個々の状態に合わせたセルフケア指導とプロフェッショナルケアの両方を行っています。

 

▶足の知覚や反射、血流の簡易評価を行い、足病変のハイリスクな方を選別
▶足の洗浄や保湿、爪の切り方、観察方法など、具体的なセルフケアの個別指導
▶胼胝や鶏眼、肥厚爪や巻き爪などの処置を行い、お手入れしやすい状態に整える
▶白癬や潰瘍、血流低下などが疑われる場合、皮膚科や心臓血管外科などへの受診推奨
▶高齢者や視力障害などでセルフケアが困難な場合、御家族や介護スタッフ等へのケア指導
▶靴や靴下の正しい履き方や選び方の指導

糖尿病患者のフットケアに対する意識はまだ低く、その半数近くはフットケアを受けたことがないとされています。重症化を予防するには、できるだけ早期からの介入が重要です。すでに足に異常のある患者さんだけでなく、まだ異常がない方の指導も行っていますので、お気軽にご相談ください。

 

 

 

※事前に循環器内科の受診が必要となります。糖尿病をお持ちでフットケア外来を希望されている患者様がおりましたら、まずは循環器内科へ御紹介ください。ご不明な点がございましたら地域医療連携室にお尋ねください。