検査の案内

脳神経外科で行う検査

脳神経外科で行う主な検査をご案内します。

1.レントゲン検査
頭をいろいろな方向から撮影します。骨の状態や骨の病気、骨折の有無を調べます。
※ 妊娠中の方や、妊娠の可能性がある方は事前に申し出てください。

 

2.CT検査
CT検査は体の断層写真を撮影する検査です。比較的短時間で行われる検査です。検査は、装置の寝台に仰向けに寝ていただいて行います。検査中は少し音がしますが、痛み等は一切ありませんのでご安心ください。この検査では、X線を使って骨や脳の状態を調べます。X線は体の組織や臓器によって通過しやすさが変わります。この性質を利用して、骨や脳の状態を画像にします。また、血管や腫瘍を調べる場合などは、CT用の造影剤という薬を使って検査を行う事もあります。
※ 妊娠中の方や、妊娠の可能性がある方は事前に申し出てください。

 

3.MRI検査
MRI検査は磁気を利用して行う脳の断層検査です。X線は使わない検査ですので、安心して繰り返し検査を受けていただくことが可能です。撮影する部位や撮影方法によって異なりますが、検査時間は20~30分程度かかります。検査中の音は大きいですが、痛み等は一切ありませんのでご安心ください。
MRIでは、特殊な撮影方法によって、脳の血管や首の血管を調べることが可能です。この検査のことを「MRA」といいます。この検査では、脳の血管が細くなっているところや脳動脈瘤(脳にできた血管のこぶ)の有無などがわかります。また腫瘍(できもの)などを調べるときにはMRI用の造影剤という薬を使って検査を行う事もあります。

※ 当院では、ペースメーカーを埋め込んでいる方はMRI検査が受けられません。
※ 体に金属が入っている方などは検査が受けられない場合があります。
※ 閉所恐怖症の方や妊娠中の方、妊娠の可能性がある方は事前に申し出てください。

 

4.頚部超音波検査
この検査では、首の血管の状態や動脈硬化の有無、首の血管の流れの状態などが分かります。

 

 

 

 

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