栄養科
栄養科は管理栄養士が4名在籍し、主に個々の患者さんに合った適切な食事の提供、栄養サポート、退院後も適切な食生活が営まれるよう栄養相談を行っています。
2004年よりNST(栄養サポートチーム)を立ち上げ、管理栄養士を含めた医療スタッフで、できるだけ早く栄養不良を見つけて早期に改善できるように努力しています。
栄養指導について
食事療法が必要な入院患者さん・外来患者さんを対象に、医師の指示に基づき、管理栄養士が食事のとり方について指導を行っています。栄養指導をご希望の方は、担当の医師等にご相談ください。
入院栄養指導 | 月~金の随時、ベッドサイドで栄養指導を行います。 |
外来栄養指導 | 月~金の12時~15時の間に栄養指導を行います。 いきなりカロリーや塩分などの難しいお話はいたしません。まず、普段の食事内容をもとに、食生活の問題点を患者さんとともに発見し、改善方法を一緒に考えていきます。 |
母親教室での栄養指導 | 2ヶ月に1回、母親教室でも「妊産婦の栄養」についてお話しています。母親教室は完全予約制ですので、詳しい日にち、受講方法等は産婦人科外来までお問い合わせください。 |
NST(栄養サポートチーム)
NST(栄養サポートチーム)とは、医師、看護師、栄養
士、薬剤師などの各専門職がチームを組んで、患者
さんに適切な栄養管理を行うことをいいます。
当院では2004年6月よりNSTを開始し、医師・看護
師・薬剤師・臨床検査技師・言語聴覚士・MSW・管理
栄養士が共同でNST回診を行っています。
対象となる方は、栄養状態の悪い患者さん、あるい
は栄養状態が今後悪くなることが予想される患者さ
んなどです。
これらの患者さんには、食事内容を検討して、より適
正な内容へと変更しています。また、摂取上問題のある
患者さんについては、食形態の調整を行っています。
さらに、喫食量の少ない患者さんには、栄養補助
食品を組み合わせたハーフ食の対応などもしています。
入院中のお食事
当院のお食事は、季節ごとの旬の素材や季節の料理を組み込むなど工夫を凝らし、季節感のある献立を目指しており、病態ごとにあわせて約50種類の献立を用意しています。また、患者さんの病状に応じて、個別対応なども行っています。 食事の時間は朝食7時30分、昼食12時、夕食18時となっており、保温保冷配膳車を使用して、温かい料理は温かい状態で、冷たい料理は冷たい状態で提供するよう、心がけています。
行事食 | 入院中の患者さんに季節を感じていただこうと、クリスマス、ひな祭りなどの行事食を年20回程度実施しています。 |
お弁当メニュー | 月末の火曜日昼食に実施しています。 |
お祝い膳 | 出産後の方に、退院前日の夕食時に提供しています。当院のお祝い膳は春夏秋冬の4種類をご用意しています。 |
選択メニュー | 水・木・金曜日の昼・夕食に実施しています。しかし、治療食の種類によって、対象とならない場合がありますので、あらかじめご了承ください。(栄養士がメニューの聞き取りに伺います) ※入院日により、聞き取り対象外となる場合がありますことをご了承ください。 ※聞き取りは毎週土曜・日曜の午後に伺います。 |
※詳しいメニューを知りたい方は、各病棟の掲示板に献立表を貼りだしていますので、そちらでご確認ください。
▲ 行事食:クリスマスメニュー(例) ▲ お祝い膳:秋メニュー(例)
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