医療機関の方へ

(最終更新日:2020/9/8)

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今月(9月)の連携ニュース

 

ドクターメッセージ
心臓血管外科
365日、24時間
すべての心臓血管疾患を受け入れ
心臓血管外科 医長 多田 裕樹 (ただ ゆうき)
旭川医科大学 (平成24年卒)
【認定医など】

日本外科学会外科専門医
腹部ステントグラフト指導医
下肢静脈瘤血管内焼灼術実施医

 

当科の特徴

当科では心臓血管病の専門的診療、特に人工心肺を使用した待機的・緊急開心術が可能な施設として、365日、24時間すべての心臓血管疾患を受け入れ、必要な加療をし、当地域で治療を完結することを目指しております。
併せて、慢性期も含めた多種多様な血管・リンパ脈管疾患も対象としており、患者様それぞれに合わせた専門的な医療を提供できるよう体制を整えております。
腹部抹消血管・静脈疾患・リンパ疾患・透析用バスキュラーアクセスに関わる診療体制についてご紹介いたします。

腹部大動脈瘤・内臓動脈瘤

大動脈瘤の破裂予防のために、開腹手術による人工血管置換術やステントグラフト内挿術での治療を行います。患者様の全身状態や動脈瘤の形態によって、最善の治療を選択するために、それぞれ異なる特性のステントグラフトシステム4機種の指導医資格(EXCLUDER, ENDURANT, AFX, AORFIX)と、1機種の実施医資格(Zenith Flex)を取得しています。ステントグラフトと開腹手術の双方の利点を生かした、いわゆるハイブリッド手術など、複合的な治療も実施しています。

また破裂の緊急時にも対応できるよう、開腹手術の資材に加え、ステントグラフトシステムの院内配備を揃えております。救命率を上げるために、緊急大動脈遮断バルーンも配備しており、これらを利用して、20184月以降の腹部大動脈瘤・腸骨動脈瘤破裂の緊急手術の成績は、救命率80%以上となっています。

内臓動脈瘤については放射線科とも連携し、当科では主に外科的切除・血行再建を行っています。低侵襲なカテーテル治療でカバーが困難な症例に対しても、最大限の機能温存と破裂予防を達成する術式を提供します。

 

 

 

 

 

ステントグラフト         大動脈バルーン遮断

 

末梢動脈疾患

糖尿病、喫煙、さらには人工透析患者数の増加により、動脈硬化や血栓、塞栓によって生じた腹部や下肢の血管閉塞病に対して、診断から治療までを行います。外来部門にはバスキュラーラボを併設、またCVT(Clinical vascular technologist:血管診療技師)4人を擁しており、血流動態の多角的評価を迅速に行います。治療ではカテーテル治療や外科的な血管形成術・バイパス術など状況に合わせた治療戦略を選択でき、特に難易度の高い下腿及び足関節へのバイパス手術も実施しています。

 

 

 

 

 

 

                    バスキュラーラボ

静脈疾患

静脈瘤に対する手術や弾性ストッキングなどの理学療法により加療します。
下肢静脈瘤血管内焼灼術実施医の資格を取得しており、抜去術等のほか、
低侵襲なレーザー治療を実施しています。また深部静脈血栓症
(エコノミークラス症候群)への薬物加療や肺塞栓症予防なども実施しています。

                                              カテーテル治療

リンパ疾患

乳がんや子宮がんの術後にリンパの流れが悪くなって起こるリンパ浮腫に治療を行います。
弾性ストッキング・圧迫療法コンダクターにより、患者様ごとに最適の治療法ができるようご相談に応じています。

 

 

 

 

静脈瘤レーザー          弾性ストッキング

 

透析用バスキュラーアクセス

透析導入の必要な患者様に、新たに内シャントを作成したり、悪くなったシャントの修復を行います。通常の内シャント造設の他、血管性状の不良な患者様には人工血管を用いた内シャント造設など、状況に応じたバスキュラーアクセスの確保を提供します。
シャントの修復には、外科的手術の他、カテーテルでの修復も行っています。

 

 

 

人工血管         PTAバルーン

 

重要な医療連携

心臓血管疾患に対しては、地域包括的な連携の重要性が非常に注目されています。
心臓血管疾患のリスクとなる併存疾患に対する日頃の管理や患者様の健康増進、未然のスクリーニングや発見時のご紹介、さらに緊急疾患の迅速なご連絡や搬送など、いつも大変お世話になっております。
地域全体で患者様により良い医療を提供するため、今後も一層連携を強めていましたらと考えております。より良い心臓血管疾患医療を目指し、皆様に安心してご相談・ご紹介いただける体制づくりができるよう邁進していきたいと思います。

 

NEWS 1 『術前PCR検査』8月5日から開始
患者さんの安心・安全と手術の安全な実施のため、全身麻酔による手術を受けられるすべての患者さんに対して手術前に新型コロナウイルスのPCR検査を実施させていただくこととなりました。
これにより、医療スタッフへの感染、院内クラスターの発生を防ぎ、患者さんには今まで以上に安心して治療を受けていただけると考えております。

 

NEWS 2 室蘭民報との合同企画
『がん治療の今2020』好評連載中!

2015年2月から約1年間連載した『がん治療の今』から約5年が経過し、
新たに『がん治療の今2020』として、7月8日から再び連載を開始いたしました。

[これまでの掲載記事]
第一回 「国内の現状」 病院長 前田 征洋
第二回 「肺がんの内科的治療①」呼吸器内科主任医長 近藤 瞬
第三回 「肺がんの内科的治療②」呼吸器内科部長 田中 康正
第四回 「肺がんの外科的治療①」呼吸器外科部長 長谷 龍之介
第五回 「肺がんの外科的治療②」呼吸器外科部長 長谷 龍之介

掲載された記事につきましては、ホームページ内のメディア情報
としてお知らせしております。

 

NEWS 3 『スワンネット北海道』
参加住民 27000人を突破

室蘭市医師会による、地域医療介護連携ネットワークシステム「スワンネット北海道」は7月に住民参加数が27,000人となり西胆振人口比15%を超えました。
また、当院の患者さんは運用開始以来、約11,000名が利用されております。
当院では、処方や注射、検体検査の他、放射線画像とレポート、内視鏡画像とレポートなど公開しておりますので、ご活用ください。
尚、「スワンネット北海道」導入の検討や、説明を聞きたいなどございましたら、地域医療連携課 鈴木(スワンネット運営委員)までご連絡ください。

【市町村別住民登録数】

室蘭市 登別市 伊達市 壮瞥町 洞爺湖町 豊浦町 白老町 その他 合計
参加数 17,490 6,935 1,600 113 491 227 138 142 27,136
人口比 21.1% 14.6% 4.7% 4.5% 5.7% 5.8% 0.8%

 

連携実績

2020年度 紹介・逆紹介実績

 

 

 

2020年度 科別紹介・逆紹介実績

紹介件数

科別 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計
内科・循環器内科 127 91 88 135 4426
呼吸器内科 63 26 46 61 1976
消化器内科 109 63 54 108 3324
血液腫瘍内科 16 14 10 15 550
小児科 13 10 13 20 566
外科・消化器外科 20 8 17 21 687
呼吸器外科 5 4 4 10 233
整形外科 31 27 28 31 1176
心臓血管外科 28 37 35 41 1409
脳神経外科 7 5 5 9 267
泌尿器科 51 36 35 41 1632
産婦人科 26 27 17 17 870
眼科 16 17 24 19 767
耳鼻科 10 6 8 10 344
皮膚科 4 2 4 5 150
リハビリ/その他 0 1 2 33
救急 31 36 27 33 1295
放射線科 35 30 37 49 1512
合  計 592 440 454 625 0 0 0 0 0 0 0 0 2,114

逆紹介件数

科別 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計
内科・循環器内科 108 111 76 75 370
呼吸器内科 14 17 20 17 68
消化器内科 59 50 40 45 195
血液腫瘍内科 5 10 6 6 27
小児科 12 6 9 13 40
外科・消化器外科 12 9 9 8 39
呼吸器外科 4 10 7 7 28
整形外科 16 21 20 27 85
心臓血管外科 22 22 11 25 80
脳神経外科 15 13 15 10 53
泌尿器科 24 18 20 17 79
産婦人科 20 16 12 14 62
眼科 8 5 8 7 28
耳鼻科 3 1 3 5 12
皮膚科 3 4 4 4 15
リハビリ/その他 0 3 2 1 6
救急 9 16 12 14 54
放射線科 36 30 38 49 153
合  計 370 361 312 344 0 0 0 0 0 0 0 0 1,394

 

 2020年度 受託検査実績

検査種別 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計
CT 60 64 87 91 302
MRI 31 32 36 39 138
RI 10 12 7 11 40
PET-CT 3 7 5 8 23
腹部超音波 17 16 11 22 66
甲状腺超音波 0 0 0 2 2
頚部超音波 3 1 5 7 16
骨密度 11 16 18 8 53
心臓超音波検査 20 20 17 27 84
血管超音波検査 2 2 3 1 8
血管機能検査(ABI) 11 16 17 7 51
ホルター心電図 0 0 0 0 0
胃内視鏡検査 2 0 0 6 8
大腸内視鏡検査 1 1 0 1 3
神経伝達速度 1 0 0 1 2
病理組織 2 2 1 3 8
その他 0 0 0 2 2
合  計 174 189 207 236 0 0 0 0 0 0 0 0 806

 

紹介予約について

紹介患者さんの外来診療予約について

当院では、地域医療連携推進の一層の実効を図るため、紹介患者さんのFAXによる「受診予約・検査予約」を行っています。

予約方法

①「患者紹介状(診療情報提供書)」のFAX送信をお願いします。
※当院専用の受診申込票がございますが、紹介元医療機関さまでご使用になられている様式でも予約できます。診療情報提供書には氏名、フリガナ、生年月日、性別、住所、電話番号、受診希望日を明記していただきますようお願いいたします。

②折り返し「受診予約票」をFAX送信いたします。
※ご希望の日時で予約をお取出来ない場合や、返答にお時間がかかる場合にはご連絡いたします。

③患者さんには「受診予約票(患者さま用)」をお渡しいただき、受診日に当院受付へ提示くださるようお伝えください。

 

 

 

 

 

 お問い合わせ先 地域医療連携課

専用FAX 0143-47-4305
直通TEL 0143-47-4304
夜間・休日の救急対応につきましては下記専用ダイヤルまでお願いします。
救急専用ダイヤル 0143-47-0990

 

 「受診依頼票」「検査依頼票」がダウンロードできます

受診依頼票 PDF:91KB Excel:48KB
検査依頼票 PDF:85KB Excel:49KB
CT・MRI造影検査依頼票 PDF:79KB Excel:44KB
経食道超音波・トレッドミル依頼票 PDF:84KB Excel:31KB
内視鏡依頼票 PDF:91KB Excel : 40KB
胃内視鏡説明書・同意書    PDF : 158KB Word : 18KB
大腸内視鏡説明書・同意書    PDF : 144KB Word : 19KB

 

「PET-CT検査依頼票」「PET-CT検査の注意事項等」がダウンロードできます

PET-CT検査依頼票 PDF:233KB Excel:37KB
検査の流れ及び注意事項等     PDF:733KB

 

地域医療連携課のご案内

地域医療連携課では、地域の先生方と当院の連携窓口として、主に前方連携に関する業務を担当しております。具体的には、ご紹介いただく患者さんがスムーズに受診できるよう事前調整を行う「事前外来予約」や、「受託検査予約」、「セカンドオピニオン」に関してのご相談、ご予約なども行っております。

<業務の内容>
1.外来診療の事前手続き
2.放射線科・内視鏡室・臨床検査科等への検査予約
3.症状の安定した患者さんを地域の先生に紹介(逆紹介)
4.セカンドオピニオンの相談・予約窓口
5.地域医療ネットワーク『スワンネット』申込み窓口 (スワンネット北海道について)

 

受付時間 平日 9:00~17:00
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担当 鈴木、篠川、佐藤、鈴木(久)