医療機関の方へ
(最終更新日:2025/4/8)
・今月( 4 月)の連携ニュース ・連携実績 ・過去の連携ニュース
紹介予約について
紹介患者さんの外来診療予約について
当院では、地域医療連携推進の一層の実効を図るため、
紹介患者さんのFAXによる「受診予約・検査予約」を行っています。
予約方法 |
① 「受診予約申込票(診療情報提供書)」、「検査予約依頼票」のFAX送信をお願いします。
※当院専用の受診申込票がございますが、紹介元医療機関さまで
ご使用になられている様式でも予約できます。
診療情報提供書には氏名、フリガナ、生年月日、性別、住所、電話番号、
受診希望日、保険情報を明記していただきますようお願いいたします。
※当院専用の受診予約申込票・検査予約依頼票は、当院ホームページの
「診療科・部門・センター」/「地域医療連携室」/「紹介予約について」からダウンロードできます。
② 折り返し「受診予約受付票」、「検査予約受付票」をFAX送信いたします。
※ご希望の日時で予約をお取出来ない場合や、返答にお時間がかかる場合にはご連絡いたします。
③ 患者さんには「受診予約票(受診者用)」、「検査予約票(受診者用)」をお渡しいただき、
受診日・検査日に当院受付へ提示くださるようお伝えください。
お問い合わせ先 地域医療連携室
専用FAX 0143-47-4305
直通TEL 0143-47-4304
夜間・休日の救急対応につきましては下記専用ダイヤルまでお願いします。
救急専用ダイヤル 0143-47-0990
「受診予約申込票」「各種検査予約依頼票」がダウンロードできます
受診予約申込票 | PDF:327KB | Excel:80KB |
各種検査予約依頼票 | PDF:198KB | Excel:87KB |
造影CT・MRI検査依頼票 | PDF:220KB | Excel:85KB |
経食道超音波・トレッドミル検査依頼票 | PDF:151KB | Excel:54KB |
消化器内視鏡検査依頼票 | PDF:186KB | Excel : 101KB |
胃内視鏡説明書・同意書 | PDF : 158KB | Word : 18KB |
大腸内視鏡説明書・同意書 | PDF : 144KB | Word : 19KB |
「PET-CT検査依頼票」「PET-CT検査の注意事項等」がダウンロードできます
PET-CT検査依頼票 | ![]() |
Excel:83KB |
検査の流れ及び注意事項等 | ![]() |
地域医療連携室のご案内
地域医療連携室では、地域の先生方と当院の連携窓口として、
主に前方連携に関する業務を担当しております。
具体的には、ご紹介いただく患者さんがスムーズに受診できるよう事前調整を行う
「事前外来予約」や、「受託検査予約」、「セカンドオピニオン」に関してのご相談、
ご予約なども行っております。
<業務の内容> 1.外来診療の事前手続き 2.放射線科・内視鏡室・臨床検査科等への検査予約 3.症状の安定した患者さんを地域の先生に紹介(逆紹介) 4.セカンドオピニオンの相談・予約窓口 5.地域医療ネットワーク『スワンネット』申込み窓口 (スワンネット北海道について) |
受付時間 | 平日 9:00~17:00 |
TEL直通 | 0143-47-4304 |
FAX①専用 | 0143-47-4305 |
FAX②専用 | 0143-48-2129 |
担当 | 笹井、篠川、笠井、赤間、鈴木 |
今月( 4 月)の連携ニュース
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血液内科 ドクターメッセージ 西胆振唯一の血液内科 |
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血液内科 医長 あかさか しゅんすけ 赤坂 俊輔 |
▶血液内科の紹介
血液内科では白血病や悪性リンパ腫、多発性骨髄腫などの造血器腫瘍から溶血性貧血、血小板減少症などの疾患まであらゆる血液疾患の診療を行っています。当科は西胆振唯一の血液内科であり、東は白老、西は長万部まで広い範囲から多くの患者様が通院されています。血液疾患の治療は近年特に発展がめざましく、次々と新薬や治療法が開発されており、患者様の年齢や背景に応じて最適な治療を提案し行っています。
▶二重特異性モノクローナル抗体
近年、二重特異性モノクローナル抗体製剤という新規作用機序の薬剤が多く開発されています。これは2つの抗原特異性が付与された抗体で、異なる抗原やエピトープを同時に認識できるものです。がん細胞と患者さん自身の免疫細胞のそれぞれで発現する抗原を標的とすることで、免疫細胞によるがん細胞の認識と傷害を誘導します。具体的には、細胞間架橋、近接効果、標的の二重阻害などを利用しており、従来の抗体薬では達成できない効果が期待されています。2023年11月には再発または難治性の大細胞型B細胞リンパ腫に対してエプコリタマブ(エプキンリ®)が、2024年5月には再発または難治性の多発性骨髄腫に対してエルラナタマブ(エルレフィオ®)が販売されました。
▶当院での実績
二重特異性モノクローナル抗体製剤には、発熱や酸素飽和度低下、呼吸困難を来たすサイトカイン放出症候群(CRS)や、振戦・書字障害・傾眠・表出性言語障害などを来たす免疫エフェクター細胞関連神経毒性症候群(ICANS)といったこれまでの化学療法薬にはなかったような特徴的な副作用があり、本製剤を使用するにはICUもしくはそれに準ずる治療室のある十分な診療・治療ができる病院に限られています。当院ではエプコリタマブが販売された段階から道内の病院の中でも先駆けて導入を開始しており、その治療のため遠方から紹介になる患者も散見されます。道内ではまだ限られた病院でしか使用ができませんが、2024年12月までの約1年間でエプコリタマブ7例、エルラナタマブ4例の計11例に治療を行いました。その中には従来の化学療法では再発を繰り返していたような厳しい経過から今回の治療で良好な効果を得られ、現在も外来通院で治療を継続しながら元気に過ごされている患者さんもいらっしゃいます。
▶2025年度の診療体制につきまして
この度、7年間当科の科長として勤務されていた吉田正宏医師が異動となりましたが、2025年4月からも血液内科は常勤医4人で診療を行っていきます。週1回札幌医科大学病院から出張医が来て、外来診療やカンファレンスも行う方針としています。今後もこれまで通りの血液診療を行ってまいりますので、何卒宜しくお願い申し上げます。
▶地域連携医療機関の皆様へ
当院にはPET-CTや放射線治療装置、無菌室、末梢血幹細胞採取用の血液成分分離装置など高度な医療設備が備わっており、血液疾患の患者さんに地域完結型の医療を行える体制が整っています。
悪性リンパ腫や多発性骨髄腫を疑うような臨床所見・血液検査、そのほか白血病を含む血球数異常などがありましたらご紹介を検討ください。なお、ご紹介いただく際は地域医療連携室を通して事前にご予約いただきますよう、ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
N E W S 1 | 6診療科の診療体制強化 常勤医100名に 新任医師のご紹介 |
4月、当院では整形外科、耳鼻咽喉科、循環器内科、呼吸器内科、小児科で各1名の常勤医を増員、新たに乳腺外科を開設し、計6診療科で診療体制を強化します。
研修医を含めた常勤医師数は直近7年間で計29名増加し、新年度4月の当法人常勤医師数は計100名となります。
※専門分野など含めた詳しい医師の紹介は今後発⾏予定の『Connect』『診療ガイドブック2025』でご紹介いたします。
N E W S 1 | 手術室・外来診察室などの増築工事が完了 ハイブリッド手術室などを4月より使用開始 |
当院は、これまで6室の手術室を有していましたが、ロボット支援(ダヴィンチ)手術などの器材増加によるスペース不足のため、実質5室しか稼働させられず、慢性的に手術室が不足していました。ハイブリッド手術室(西胆振初)の新設に加えて大型器材庫も増設することで、手術室を7室稼働させられるようになり、ハード面での手術体制が強化されました。外来診察室の不足も課題となっていましたが、外来診察室を新たに4室増設し呼吸器内科を移設しました。
連携実績
2024年度 紹介・逆紹介・受託検査件数(直近3年間)
2024年度 紹介・逆紹介・受託検査件数(診療科別)