手術に関する指標

(最終更新日:2023/4/1)

1. 手術室手術件数
※括弧内は麻酔科医が麻酔(全身、硬膜外、脊椎)を行った手術の件数

  2018年度 2019年度 2020年度  2021年度  2022年度  2023年度 
総数 2,736
(2,315)
2,149
(1,614)
2,309
(1,727)
2,308
(1,829)
2,246
(1,771)
2,324
(1,821)

外科  752
(720)
820
(769)
933
(863)
773
 (738)
631
 (586)
625
 (605)
呼吸器外科        156
(153) 
164
(164)
179
(179)
心臓血管外科 429
(244)
511
(266)
484
(234)
469
 (246)
437
 (203)
511
 (278)
整形外科 977
(819)
203
(121)
323
(213)
354
 (252)
 391
(331)
 417
(317)
産婦人科 321
(275)
290
(192)
257
(149)
276
 (185)
282
 (197)
260
 (160)
泌尿器科 257
(250)
325
(266)
313
(268)
280
 (255)
329
 (278)
332
 (282)

(単位:件)

  2024年度
4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3  
 総数 196
 (158)
208
 (169)
197
 (156)
235
 (186)
224
 (181)
205
 (166)
235
 (188)
238
 (182)
217
 (171)
1,955
(1557)

外科  53
 (48)
48
 (47)
55
 (53)
60
 (57)
54
 (52)
48
 (45)
52
 (50)
52
 (49)
42
 (40)
464
 (441)
呼吸器外科 11
(11)
12
(12)
18
 (18)
18
 (18)
16
 (15)
21
 (20)
16
 (16)
21
 (21)
20
 (20)
153
(151)
心臓血管外科 40
 (24)
36
(19)
33
 (16)
42
 (22)
39
 (19)
33
 (17)
39
 (17)
41
 (16)
24
 (12)
327
 (162)
整形外科  37
 (31)
54
(46)
38
 (30)
44
 (36)
47
 (37)
44
 (35)
47
 (41)
58
 (42)
52
 (42)
 421
 (340)
産婦人科  21
 (16)
28
(16)
23
 (11)
32
 (19)
25
 (18)
26
 (17)
34
 (23)
35
 (25)
32
 (19)
256
 (164)
泌尿器科  30
 (24)
26
(25)
22
 (22)
29
 (24)
33
 (30)
29
 (28)
38
 (33)
28
 (26)
36
 (29)
 271
 (241)
  耳鼻咽喉科 4
(4)
4
(4)
8
 (6)
10
 (10)
10
 (10)
4
 (4)
9
 (8)
3
 (3)
11
 (9)
63
(58)

<説明>
 手術室で実施された手術件数であり、急性期医療を担う当院において治療機能を測る指標となります。 特に麻酔科標榜医が硬膜外麻酔、脊椎麻酔、マスク又は気管内挿管による閉鎖循環式全身麻酔を行った手術の件数は、麻酔科標榜医による質の高い麻酔が提供されていることを示しています。
 また、限られたスタッフ、設備をいかに効率よく運用して、手術を実施しているのかを総合的に判断する指標にもなっています。

2. 開心術を受けた患者の平均術後在院日数
3. 胸部ステントグラフト内挿術後の平均術後在院日数
4. 人工心肺術を受けた患者の平均術後在院日数
術後の回復が順調であれば、入院日数は短くなることから、術後在院日数が短いことは手術・術後管理が適切に行われている傾向を示すものと考えられます。

当院が属する西胆振二次医療圏は高齢化率が34.4%(2015国勢調査より)と全国の26.7%(2015国勢調査より)より高い地域です。また、当院心臓血管外科は、超高齢、併存症がある、救急搬送されてきたといったハイリスクな場合を含め広く患者さんを受け入れ、治療を行っていることから、手術・術後管理が適切に行われても手術前の患者さんの状態や術後合併症により、どうしても術後在院日数が長くなることがあります。

開心術を受けた患者の平均術後在院日数
<計算式>
開心術を受けた患者の術後在院日数合計÷開心術を受けた症例数
※分子・分母に死亡退院症例数を含まない
※開心術に冠動脈バイパス術、胸部ステントグラフト内挿術を含む

当院は日本ステントグラフト実施基準管理委員会が定める『胸部及び腹部大動脈瘤ステントグラフト実施基準』を満たしており、胸部大動脈瘤の手術の際、患者さんの状態によっては、胸部を切開する開胸手術ではなく、低侵襲(身体的負担が小さい)である胸部ステントグラフト内挿術による治療を行っています。  そのため、当院では【開心術を受けた患者の平均術後在院日数】に胸部ステントグラフト内挿術を計算式に含んでいます。

胸部ステントグラフト内挿術を受けた患者の平均術後在院日数
<計算式>
胸部ステントグラフト内挿術を受けた患者の術後在院日数合計÷開心術を受けた症例数
※分子・分母に死亡退院症例数を含まない

人工心肺術を受けた患者の平均術後在院日数
<計算式>
人工心肺手術を受けた患者の術後在院日数合計÷人工心肺手術を受けた症例数
※分子・分母に死亡退院症例数を含まない

(日)

2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
開心術を受けた患者の平均術後在院日数
(   )内は症例数
24.5
(68)
18.2
(64)
22.1
(86)
27.2
(106)
胸部ステントグラフト内挿術を受けた患者の平均術後在院日数
(   )内は症例数
17.6
(26)
11.4
(18)
23.7
(29)
21.9
(40)
人工心肺術を受けた患者の平均術後在院日数
(   )内は症例数
27.8
(43)
21.3
(43)
22.0
(68)
29.0
(80)