がん診療に関する指標

(最終更新日:2023/5/1)

1. 放射線治療件数(のべ件数)

                                (単位:件)

2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度
放射線治療件数 2,894 3,187 4,041 4,797 4,872

 

2. 照射部位別件数

                                 (単位:件)

2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度
57 72 57 76 48
男性生殖器(前立腺) 26 9 22 23 35
乳房 16 32 36 20 33
23 30 30 44 36
肺・縦隔 20 27 42 67 56
リンパ組織・造血組織 17 15 15 13 16
肝・胆・膵 4 2 6 4 3
女性生殖器(子宮) 7 2 4 12 9
食道・胃・腸 2 2 6 8 4
その他 1 11 3 3 1
合計 173 202 231 275 241

3.原発部位別実患者数

(単位:人)

2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度
肺・縦隔 60 54 66 100 77
乳房 29 37 42 31 36
肝・胆・膵 7 8 10 7 3
胃・腸 8 8 9 8 9
婦人科腫瘍 9 4 5 14 9
泌尿器系腫瘍 2 1 5 4 4
前立腺 29 12 23 27 35
造血器・リンパ腫瘍 13 7 10 9 8
その他(良性含む) 0 2 1 0 4
合計 157 133 171 203 185

4. 外来化学療法件数
外来化学療法加算の算定件数により算出しています。

                                 (単位:件)

 

2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度
呼吸器 1,008 948 1,006 1,144 1,485
消化器 1,501 1,465 1,807 1,520 1,795
血液腫   462  368
小児科 8 0 0 1 0
外科 567 508 480 392 513
呼吸器外科       37  74
整形 72 45 50 50 30
泌尿科 40 64 138 176 210
婦人科 143 191 273 324 636
合計 3,339 3,221 3,754 4,106 5,111
2023年度
4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3
呼吸器 122 122 120 130 144 138 127 903
消化器 155 160 167 162 179 166 168 1157
血液腫 24 28 23 31 39 32 23 200
小児科 0 0 0 0 0 0 0 0
外科 28 29 31 25 27 18 23 181
呼吸外 4 3 3 1 1 3 3 18
整形 3 1 3 4 1 3 2 17
泌尿器科 12 16 18 17 20 19 17 119
婦人科 53 52 50 44 36 35 38 308
月計 401 411 415 414 447 414 401 2903

<説明>
 今日、化学療法の多くを外来で実施することが可能となっております。これにより、患者さんは日常生活を送りながら治療を継続でき、QOL(生活の質)の維持、向上につながります。
一方、安全で質の高い化学療法を外来で実施するには、専門性の高い医師や看護師、薬剤師の充実や、設備、体制の整備が必要となります。
外来化学療法実施件数は病院における外来治療機能の充実度を測る指標といえます。

5. 院内がん登録件数

製鉄記念室蘭病院 院内がん登録件数(2017~2021) .pdf
※閲覧の際はこちらのリンクをクリックしてください。(pdfファイル 1,166 KB)

1).院内がん登録とは
院内がん登録とは、当院で診断、治療された全ての患者さんのがんについての情報を、病院全体で収集し、登録する仕組みです。当院は北海道がん診療連携指定病院として、下記法令等に基づき登録を推進しています。

○がん登録等の推進に関する法律 第44条第1項(平成25年法律第111号)
専門的ながん医療の提供を行う病院、その他の地域におけるがん医療の確保について重要な役割を担う病院の開設者及び管理者は、厚生労働大臣が定める指針に即して、院内がん登録を実施するよう努めるものとする。

○院内がん登録の実施に係る指針(厚生労働省告示第470号)
院内がん登録とは、病院において、がん医療の状況を適確に把握するため、当該病院におけるがん患者について、全国がん登録情報よりも詳細な治療の状況を含む情報を収集し、院内がん登録データベースに記録し、及び保存することをいう。

その登録内容は大きく、がん情報(部位、性状)、治療情報、予後情報から成っており、国立がん研究センターによる研修をクリアした専任のスタッフが、同センターの標準登録様式に則って登録しています。登録された情報は、院内の診療情報の一つとして集積するだけではなく、全国がん登録並びに国立がん研究センターが実施する院内がん登録全国集計へ情報提供を行うことで、国のがん対策に役立てられています。 なお、登録情報は、個人情報保護法及び当院個人情報管理規程を遵守し、厳重な管理のもと取り扱っています。

2).院内がん登録の対象
・登録対象は、入院、外来を問わず、当院で診断及び/又は治療された症例
・原発部位に対する悪性新生物および上皮内がん。脳腫瘍等は良性腫瘍でも登録対象
・1腫瘍1登録
・1月1日~12月31日に確定診断した件数

※院内がん登録情報の詳細については、国立がんセンターのホームページをご覧ください。
http://ganjoho.jp/public/index.html

※院内がん登録データの二次利用についてのオプトアウト