平成30年度 病院指標

医療法における病院等の広告規制について(厚生労働省)

1.年齢階級別退院患者数

2.診断郡分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

3.初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

4.成人市中肺炎の重症度別患者数等

5.脳梗塞の患者数等

6.診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

7.その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

年齢階級別退院患者数

年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 729 112 261 338 406 648 1,325 2,212 1,589 440

【解説】
当院は3市3町(室蘭市、登別市、伊達市、洞爺湖町、壮瞥町、豊浦町)からなる西胆振医療圏に位置し、地域の中核病院として急性期医療を中心に質の高い医療を提供しております。西胆振医療圏は少子高齢化の進展が顕著な地域であり、高齢化率は36%を超え、60歳以上の患者さんが全症例の69%を占めています。一方、周産期医療に対応していることから新生児を中心に10歳未満の患者さんの割合は9%となっています。

診断郡分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

■循環器内科

DPC DPC名 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院割合 平均年齢
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 心臓カテーテル検査等あり 191 3.31 3.01 0.52% 69.79
050130xx99000x 心不全 なし 手術・処置等1なし 手術・処置等22あり 定義副傷病なし 171 18.09 17.66 33.33% 82.3
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等あり 120 4.14 4.47 2.50% 69.18
050130xx99020x 心不全 なし シンチグラム等あり 98 21.58 24.68 28.57% 77.32
050030xx97030x 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 手術あり シンチグラム等あり 85 15.09 15.94 2.35% 69.72

【解説】
循環器内科は、虚血性心疾患(狭心症、急性心筋梗塞など)や心不全、不整脈、高血圧症等の心血管疾患全般と、腎疾患、糖尿病、甲状腺疾患等の代謝内分泌疾患を主な専門領域に診療を行っています。なかでも当院は緊急冠動脈カテーテル治療を24時間体制で施行できる医療圏内で唯一の施設であることから、虚血性心疾患や心不全の症例が上位を占めています。

■呼吸器内科

DPC DPC名 患者数 平均在院日数 平均在院日数(全国) 転院割合 平均年齢
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 気管支鏡検査等あり 128 3.09 3.43 0.00% 71.27
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 119 17.34 20.92 35.29% 83.54
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 83 13.7 14.58 37.35% 76.31
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 73 14.96 19.06 2.74% 73.79
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 化学療法あり 60 11.12 10 1.67% 69.2

【解説】
呼吸器内科は肺癌を中心に、肺炎や慢性閉塞性肺疾患等、呼吸器疾患全般の診断と治療を行っています。肺癌の確定診断を行う検査や抗癌剤治療の症例、ならびに当地域の高い高齢化率を反映して誤嚥性肺炎の症例が上位に位置しています。

■消化器内科、血液・腫瘍内科

DPC DPC名 患者数 平均在院日数 平均在院日数(全国) 転院割合 平均年齢
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等あり 106 7.25 10.08 4.72% 76.02
130030xx99x40x 非ホジキンリンパ腫 リツキシマブあり 40 13.9 16.17 0.00% 69.4
060140xx97x00x 胃十二指腸潰瘍、消化管止血術等あり 38 7.45 10.58 7.89% 67.13
06007xxx9910xx 膵臓、脾臓の腫瘍  内視鏡検査等あり 30 4.63 5.14 0.00% 74.57
060050xx97x00x 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) その他の手術あり 28 10.75 10.42 3.57% 72.21

【解説】
当該診療科は胃、大腸、肝臓、膵臓等の疾患を対象に診療する消化器内科と白血病や悪性リンパ腫等の血液疾患を対象に診療する血液・腫瘍内科で構成しています。症例数は、胆管結石・胆管炎に対する内視鏡的手術の症例や非ホジキンリンパ腫に対する抗癌剤治療の症例、消化管出血などの症例が多くなっています。

■小児科

DPC DPC名 患者数 平均在院日数 平均在院日数(全国) 転院割合 平均年齢
140010x199x00x 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) 278 6.59 6.17 0.00% 0
060380xxxxx0xx ウイルス性腸炎 42 3.1 5.42 0.00% 4.07
040100xxxxx00x 喘息 39 5.18 6.62 0.00% 3.08
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 35 5 6.19 0.00% 1.34
140010x299x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重1500g以上2500g未満) 35 8.37 11.32 2.86% 0

【解説】
小児科では子どもが成人するまでの疾患全般の診断と治療を行っています。当院は周産期医療に対応しているため新生児に関する症例が上位を占めています。他には腸炎等の消化管疾患や喘息・急性気管支炎等の呼吸器系疾患が上位に位置しています。

■外科

DPC DPC名 患者数 平均在院日数 平均在院日数(全国) 転院割合 平均年齢
040040xx97x0xx 肺の悪性腫瘍 あり  手術あり 101 10.65 11.87 0.00% 70.22
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術等あり 74 3.69 4.96 0.00% 70.24
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等あり 46 5.52 6.52 0.00% 64.74
090010xx01x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍等 手術あり 36 8.36 10.59 0.00% 64.42
060020xx02x00x 胃の悪性腫瘍 胃切除術 悪性腫瘍手術等  手術あり 34 14.41 16.49 0.00% 71.35

【解説】
当院の外科は消化器外科と呼吸器外科で構成しています。消化器外科では、消化器癌の手術を中心にヘルニアや胆石、虫垂炎、消化管穿孔等の腹部の救急疾患を診療しています。呼吸器外科は肺癌を中心に転移性肺腫瘍や縦隔腫瘍、乳癌、気胸等の診療をしています。肺癌、結腸癌、胃癌に対する手術やヘルニア、胆嚢摘出などの手術症例が上位を占めています。

■整形外科

DPC DPC名 患者数 平均在院日数 平均在院日数(全国) 転院割合 平均年齢
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術等あり 127 22.16 26.3 33.33% 81.95
070343xx01x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術 前方椎体固定等手術あり 77 15.26 21.39 2.63% 70.75
160760xx97xxxx 前腕の骨折 手術あり 67 4.15 5.68 1.59% 54.97
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等あり 40 25.08 24.26 4.76% 73.14
160620xx01xxxx 肘、膝の外傷(スポーツ障害等を含む。) 腱縫合術等あり 39 11.51 14.27 0.00% 36.2

【解説】
整形外科では、主に上肢や下肢、脊柱の外傷や変性疾患を対象に診療を行っています。大腿骨や前腕の骨折、脊椎の変性疾患などに対する手術症例が上位に位置しています。

■心臓血管外科

DPC DPC名 患者数 平均在院日数 平均在院日数(全国) 転院割合 平均年齢
050180xx02xxxx 静脈・リンパ管疾患 下肢静脈瘤手術等あり 56 2.18 2.85 0.00% 66.93
050163xx03x10x 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術  中心静脈注射等あり 42 14.12 16.06 4.76% 77.12
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 内シャント設置術等あり 40 3.15 8.75 0.00% 69.03
050170xx03000x 閉塞性動脈疾患 動脈塞栓除去術等あり 22 4.64 5.5 0.00% 67.86
050170xx99000x 閉塞性動脈疾患 21 6.9 7.68 4.76% 74.81

【解説】
心臓血管外科では心臓大血管から腹部末梢血管、静脈疾患、リンパ疾患に至るまで幅広く診療しています。緊急手術が必要とされる急性大動脈解離や大動脈瘤切迫破裂にも医療圏内では唯一、24時間体制で対応できる体制を整えています。症例数は大動脈瘤に対する手術と閉塞性動脈疾患に対する手術が多くなっています。

■泌尿器科

DPC DPC名 患者数 平均在院日数 平均在院日数(全国) 転院割合 平均年齢
110080xx991x0x 前立腺の悪性腫瘍 針生検等あり 61 2 2.53 0.00% 70.64
11012xxx020x0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術あり 59 4.02 5.62 0.00% 64.85
110070xx02020x 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 化学療法あり 44 6 7.4 0.00% 74.8
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 36 8.89 12.58 13.89% 77.72
110070xx0200xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術あり 27 7.67 7.2 0.00% 78.04

【解説】
泌尿器科では、腎臓・尿管・膀胱・尿道などの尿路系と、陰嚢・陰茎・前立腺など男性生殖器系の泌尿器領域全般を診療しています。膀胱癌や尿管結石に対する手術症例、尿路感染症に対する投薬治療の症例が上位を占めています。なた、2019年3月には西胆振医療圏では初となる手術支援ロボットを導入したことから前立腺癌等の手術症例も増加傾向にあります。

■産科

DPC DPC名 患者数 平均在院日数 平均在院日数(全国) 転院割合 平均年齢
120180xx99xxxx 胎児及び胎児付属物の異常 手術なし 65 6.78 6.52 0.00% 29.18
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常 子宮全摘術等あり 44 8.82 9.7 0.00% 32.57
120260xx01xxxx 分娩の異常 子宮破裂手術等あり 43 9.3 9.63 2.33% 30.35
120260xx99xxxx 分娩の異常 手術なし 42 6.62 4.88 0.00% 28.17
120170xx99x0xx 早産、切迫早産  手術なし 34 21.12 19.69 11.76% 28.5

【解説】
産科では妊娠、分娩に対する診療を行っています。分娩の異常に関連した症例(帝王切開や子宮全摘などの手術症例)が最も多く、他には前期破水や切迫早産などの症例があります。

■婦人科

DPC DPC名 患者数 平均在院日数 平均在院日数(全国) 転院割合 平均年齢
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等あり 33 6.18 6.28 0.00% 48.67
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等あり 32 6.53 6.16 0.00% 42.59
12002xxx02x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等  手術あり 20 2.95 3.2 0.00% 40
120090xx97xxxx 生殖器脱出症 手術あり 13 8.92 8.86 0.00% 70.31
120100xx01xx0x 子宮内膜症 子宮全摘術等あり 13 6.54 7.54 0.00% 40.92

【解説】
婦人科では子宮癌や卵巣癌に対する手術や抗癌剤療法、性感染症、更年期障害、生理不順、不妊、手術適応のない良性疾患の保存治療などに対する診療を行っています。子宮全摘出や卵巣部分切除、子宮癌に対する手術の症例が上位を占めています。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

Stage Ⅰ Stage Ⅱ Stage Ⅲ Stage Ⅳ 不明 再発 病期分類基準 版数
胃癌 52 18 16 32 10 1 8
肝癌 13 18 40 1 8
大腸癌 33 38 34 61 18 1 8
乳癌 24 20 9 1 8
肺癌 104 49 97 182 127 1 8

【解説】
国際対がん連合(UICC)によって定められた①原発巣の大きさと進展度(T) ②所属リンパ節への転移状況(N) ③遠隔転移の有無(M)の三つの要素によって各癌をⅠ期(早期)~Ⅳ期(末期)の4病期(ステージ)に分類するものです。上記の表は、退院時点での病期分類です。当院は5大癌である胃癌、肝癌、大腸癌、乳癌、肺癌に対してⅠ期~Ⅳ期まで幅広い病期の治療を行っています。患者さんの病態に合わせて手術や抗癌剤治療、放射線治療、疼痛管理などを行っています。ピロリ菌外来の開設や各種がん検診の実施のほか、早期癌に対するESD(内視鏡的粘膜下層剥離)など内視鏡治療も積極的に行っており、早期発見・早期治療に努めています。治療後の再発が多い肝癌では、外科手術と同等の治療成績が期待できる放射線療法のRFA(ラジオ波焼灼術)の実施など、患者さんに低侵襲な治療を提供しています。肺癌は当院で最も患者数が多く、肺がんセンターを開設して呼吸器内科や呼吸器外科、その他関係部署が一体となって治療する体制となっています。

成人市中肺炎の重症度別患者数等

患者数 平均在院日数 平均年齢
軽症 22 8.86 58.82
中等症 88 13.33 77.93
重症
超重症
不明

【解説】
市中肺炎とは、病院外で日常生活をしていた人に発症する肺炎のことです。肺炎の重傷度は成人市中肺炎診療ガイドラインによるA-DROPスコアを用いて分類しています。このスコアの項目には年齢要件が含まれていることから、病態に関係なく70歳以上の男性と75歳以上の女性患者は「中等症」に該当するため、重症度が高くなっています。高齢になるほど重症度が高くなり平均在院日数が長くなる傾向にあります。

脳梗塞の患者数等

ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院割合
I63$ 脳梗塞  3日以内
その他

【解説】
全項目の症例数が10名未満のため、厚生労働省により定められた公開条件に従い、全項目を【-】で表記しています。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

■循環器内科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院割合 平均年齢
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 114 2.92 3.71 1.75% 69.43
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞) 80 0.36 15.75 8.75% 70.35
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) 49 3.41 9.71 6.12% 77.39
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症) 37 0.24 8.49 5.41% 70.54
K597-2 ペースメーカー交換術 29 0.76 6.41 10.34% 81.31

【解説】
当院は24時間体制で心臓カテーテル検査及びカテーテル治療が可能な施設であることから急性心筋梗塞や狭心症に対して行う経皮的冠動脈ステント留置術が上位を占めています。経皮的冠動脈ステント留置術は狭窄した冠動脈に風船(バルーン)を挿入し膨らませ、その後再狭窄が起きないようにステントを留置する手法です

■呼吸器内科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院割合 平均年齢
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 22 23.27 16.05 86.36% 80.59
K654 内視鏡的消化管止血術
K6151 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(止血術)
K0461 骨折観血的手術(大腿)
K331 鼻腔粘膜焼灼術
K509-4 気管支瘻孔閉鎖術
K688 内視鏡的胆道ステント留置術

【解説】
呼吸器内科では経口摂取が困難な患者に対し、植込型カテーテルを設置する手術を施行しています。カテーテル(管)とポートという100円硬貨程の大きさのモノを皮下に植え込み、そこに薬剤を注入することで体内に栄養を取り込むことが可能となります。その他については患者数が10名未満のため、厚生労働省により定められた公開条件に従い、【-】で表記しています。

■消化器内科、血液・腫瘍内科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院割合 平均年齢
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 67 1.33 7.78 16.42% 78.18
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 62 2.32 8.77 3.23% 68.85
K654 内視鏡的消化管止血術 49 0.45 7.9 10.20% 70.18
K6852 内視鏡的胆道結石除去術(その他) 42 1.36 4.93 4.76% 77.17
K6871 内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみ) 38 2.55 6.32 7.89% 76.26

【解説】
消化器内科、血液・腫瘍内科では抗癌剤治療を行う患者に対して植込カテーテルを設置する手術が多くなっています。カテーテルとポートを皮下に植え込むことで、継続的に抗癌剤を注入することが可能となります。また、内視鏡という先端に小型カメラが付いた機器を使用して施行する手術も多くあります。

■小児科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院割合 平均年齢
K9131 新生児仮死蘇生術(仮死第1度) 12 0 6.83 0.00% 0
K300 鼓膜切開術
K9132 新生児仮死蘇生術(仮死第2度)
K7151 腸重積症整復術(非観血的)

【解説】
小児科では新生児の仮死蘇生術が年に数例施行されています。

■外科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院割合 平均年齢
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 76 1.28 3.72 0.00% 64.87
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える) 71 1.46 9.41 0.00% 69.3
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 48 1 1.65 0.00% 67
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 45 4.09 13.22 0.00% 71.29
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) 33 1.82 5.76 0.00% 71.48

【解説】
外科では胸腔鏡下及び腹腔鏡下の手術を積極的に行っています。これらの手術は開胸、開腹手術に比べ切開部が小さいため、身体にかかる負担を軽減させ短期間での退院が可能となります。

■整形外科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院割合 平均年齢
K0461 骨折観血的手術(大腿) 89 3.21 18.21 32.38% 79.42
K1424 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(前方後方同時固定) 62 1.68 12.73 2.86% 69.96
K0821 人工関節置換術(膝) 41 2.05 22.46 3.33% 72.43
K0462 骨折観血的手術(前腕) 32 1.07 2.44 9.26% 60.2
K0811 人工骨頭挿入術(股) 36 5.25 19.78 30.23% 82.19

【解説】
整形外科では大腿骨の骨折手術や脊椎や脊椎の手術、膝関節や股関節の変性に対して人工関節に置換する手術が上位に位置しています。人工関節を置換することで、疼痛が緩和され安定した歩行が可能となります。

■心臓血管外科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院割合 平均年齢
K610-3 内シャント設置術 55 1.55 5.44 0.00% 69.25
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 36 2 7.31 8.33% 71.03
K5612イ ステントグラフト内挿術(胸部大動脈) 30 4.53 12.5 16.67% 69.83
K617-4 下肢静脈瘤血管内焼灼術 28 0.5 1.11 0.00% 67.32
K5612ロ ステントグラフト内挿術(腹部大動脈) 28 3.89 10.93 7.14% 77.61

【解説】
心臓血管外科では、シャントの作成や四肢の血管の手術を多く施行しています。他にも胸部・腹部大動脈瘤に対してステントグラフトを内挿する手術を多く行っております。ステントグラフト内挿術は、開胸、開腹に比べ切開部が小さいため、身体にかかる負担を軽減させ短期間での退院が可能となります。

■泌尿器科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院割合 平均年齢
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) 76 1.8 4.17 0.00% 76.28
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザー) 63 1.05 1.95 0.00% 64.94
K8411 経尿道的前立腺手術(電解質溶液利用) 20 1.3 4.55 0.00% 74.65
K830 精巣摘出術 19 1.63 3.58 5.26% 76.79
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 17 0.24 5.12 5.88% 61.65

【解説】
泌尿器科では膀胱癌に対する手術の症例や尿路結石をレーザーによって砕石する症例が上位を占めています。なお、2019年3月より前立腺癌、腎癌に対するロボット支援手術を新たに開始しています。

■産科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院割合 平均年齢
K8981 帝王切開術(緊急帝王切開) 57 1.84 7.07 1.75% 30.54
K8982 帝王切開術(選択帝王切開) 49 6.92 6.92 0.00% 33.31
K893 吸引娩出術 28 1.21 4.93 0.00% 28.64
K9091ロ 流産手術(妊娠11週まで) 15 0 0.13 0.00% 29.8
K9091イ 流産手術(手動真空吸引法によるもの)

【解説】
産科では、子宮切開によって娩出させる帝王切開手術の症例が上位を占めています。帝王切開には、あらかじめ日時を決めて行う選択帝王切開と、胎児または母胎に緊急事態が発生した時に行う緊急帝王切開があります。他には吸引カップを胎児の頭部に装着し牽引することで娩出させる吸引娩出術や流産手術の症例が上位に位置しています。

■婦人科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院割合 平均年齢
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) 42 1 4.14 0.00% 46.71
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 38 1.05 4.87 0.00% 44.74
K879 子宮悪性腫瘍手術 12 1.58 7.83 0.00% 58.75
K867 子宮頸部(腟部)切除術 11 1 1 0.00% 42.82
K877 子宮全摘術 11 1.18 7.18 0.00% 45.73
K8654 子宮脱手術(腟壁形成手術及び子宮全摘術)(腟式、腹式) 11 1.55 6.82 0.00% 68.91

【解説】
婦人科では子宮付属器(卵管、卵巣)や子宮の腫瘍摘出術の症例が多く、また、侵襲性の小さい腹腔鏡下での手術の割合が多いことも当院の特徴です。腹腔鏡下での手術は開腹手術に比べ切開部が小さいため、身体にかかる負担を軽減させ短期間での退院が可能になります。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

DPC 傷病名 入院契機 患者数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 一致
異なる 28 0.35%
180010 敗血症 一致 30 0.37%
異なる 51 0.63%
180035 その他の真菌感染症 一致
異なる
180040 手術・処置等の合併症 一致 43 0.53%
異なる

【解説】
当院は急性期医療を担っており、重篤かつ緊急を要する症例を多く受け入れていることから、合併症として播種性血管内凝固症候群(DIC)や敗血症などを引き起こすことがあります。手術・処置等の合併症は、どのような症例でも一定の確率で起こりうるものですが、当院の発生率は0.33%となっています。その大半を、DPC制度上”合併症”として分類されるシャント閉塞や人工関節のゆるみ等を目的として入院される患者さんが占めています。
※入院契機となった病名と、傷病名は必ずしも同一とは限りません。入院契機が【異なる】症例数は、他疾患が原因で入院した患者さんを示します。