大規模地震時医療活動訓練を実施
~ 道内外からDMAT/DPATが参集、支援連携を確認 ~

9月5日(金)・6日(土)の2日間にわたり、国(内閣府)の主催する大規模地震時医療活動訓練が北海道・青森県・岩手県・宮城県で同時に行われました。同訓練は、「日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震」を想定して、被災地の医療活動における関係機関の連携、組織体制の機能・実行性を検証し、相互協力の円滑化を図る目的で行われました。

当地域(西胆振)では、当院にDMAT(災害派遣医療チーム)/DPAT(災害派遣精神医療チーム)の活動拠点本部が設置され、九州・沖縄などを含む道内外から約30チーム(約150名)のDMAT/DPATが続々と参集、多数の傷病者を受け入れる病院支援指揮所を立ち上げ、地域で被災を受けた医療機関の支援活動や広域医療搬送等の実働訓練を行いました。

当院も、この訓練と連動する形で院内災害対策本部を立ち上げ、指揮命令系統の確立と運用の確認を行いました。また、当院職員も約70名が参加し、支援DMATと共に約40名の模擬患者を実際にトリアージ(緊急性・重症度から治療の優先順位を決定)、初期対応、さらには入院調整に至るまで、幅広く総合的な実働訓練を併せて実施しました。

当院は、7年前に胆振東部地震(ブラックアウト)も経験しており、災害拠点病院として、これまでも大規模災害訓練を行ってきましたが、今回のような支援DMATとの連動訓練は初めてであり、大変貴重な経験となりました。

室蘭三病院の連携再編に関する協議の結果、当院は地域における高度急性期・急性期医療、救命救急の拠点病院としての役割を担うことになりましたが、引き続き、大規模災害にもより強い病院をめざし、病院全体で体制強化に取り組んでいきます。

2025 年 9 月 12 日

                   病院長          前田 征洋
                   災害対策委員会委員長   高橋 弘