ロボット支援(ダヴィンチ)手術実績が1,000件超に
~胆振初導入から 6 年,地域に低侵襲・高精度手術が定着~
当院は、2019年3月に手術支援ロボット(ダヴィンチ)を胆振管内で初導入し、
同年6月から本格的に(保険適応での)、ロボット支援手術を開始しました。
これにより、身体的負担が少なく、より機能を温存できる低侵襲・高精度の手術が、
札幌に行くことなく、当地域でも可能となりました。
当院には、プロクター(手術指導医)資格を有したロボット支援手術の専門的な術者が揃っており、
安全に同手術を実施し、着実に地域に先進的な医療を普及させてきました。その結果、
導入から6年間で計1,000名を超える各種がん患者さんにロボット支援(ダヴィンチ)手術を実施し、
同手術において、当院は全道的にも有数の実施施設となっています。
室蘭三病院の連携再編に関する協議の結果、当院は地域における高度急性期・急性期医療、
救命救急の拠点病院としての役割を担うことになりましたが、
引き続き、質の高い急性期医療を地域に提供できるよう、病院全体で先進的医療に取り組んでいきます。
2025 年 5 月 22 日
病院長 前田 征洋