産科LDR(陣痛/分娩/回復)室の増室工事完了
~ 12 月から、3 室体制に ~

本年( 2024 年) 6 月に、当地域の周産期医療(産婦人科)は当院へ集約化され、
これに伴う分娩数増加に対応するため、LDR(陣痛/分娩/回復)室の増室工事を行っていましたが、
このたび工事が完了し、12 月 2 日より使用を開始しています。

陣痛から分娩、産後の回復までを継続して行う部屋は、Labor(陣痛)、Delivery(分娩)、Recovery(回復)
の頭文字をとってLDRと呼ばれています。個室のなかに、これら一連の対応に必要な機器が揃っており、
従来の陣痛室から分娩室への移動といった妊婦さんの負担をなくすことができるだけでなく、
リラックスできる環境で、ご家族の立ち合い出産にも好適です。
当院は、これまで2室のLDR室を有していましたが、今回の増室工事により3室となり、
地域周産期医療の集約化に伴う分娩数増加にも、しっかりと対応できる体制となりました。

当院は、これまで通り札幌医大産婦人科学教室から派遣の医師 6 名(常勤医 5 名+非常勤医 1 名)と
出張応援による現行の診療体制を継続し、当地域の周産期医療を安定的に維持していきます。

2024 年 12 月 3 日

                   病院長     前田 征洋
                   産婦人科長   春日 芙貴子