手術室・外来診察室などの増築工事を開始
~ ハイブリッド手術室、25 年 2 月完成予定 ~

ハイブリッド手術室を含む手術室および外来診察室などの増築工事の地鎮祭が
5月7日(火)に行われ、2025年2月の完成をめざして工事が開始されました。

5/7 工事地鎮祭 ハイブリッド手術室(完成イメージ)

当院は、現行で6室の手術室を有していますが、ロボット支援(ダヴィンチ)手術などの
器材増加によるスペース不足のため、実質5室しか稼働させられず、慢性的に手術室が不足
していました。
今回の増築工事により、ハイブリッド手術室の新設に加えて器材庫も増設することで、
手術室を常時7室で運用できるようになり、ハード面でも手術体制が強化されます。
従来は手術室とカテーテル室のそれぞれに設置していた手術台と心・血管エックス線撮影装置を
一つに組み合わせた高機能手術室(ハイブリッド手術室)は、西胆振初となり、とくに高齢の
患者さんや合併症などでリスクの高い患者さんにおいて、より低侵襲かつ最も効果的な治療の
選択肢を提供していけると考えています。
また、近年の常勤医師増員による各診療科の充実、大幅な患者数増加により外来診察室の不足
も課題となっていましたが、上記手術室の2階部分に、現外来とつながる形で外来診察室を
新たに4室増設
します。

当院は、今後も引き続き、地域に質の高い高度急性期・急性期医療を提供できるよう、
病院全体で取り組んでいきます。

2024 年 5 月 10 日

                        病院長    前田 征洋