四診療科で診療体制強化
~産婦人科、整形外科、耳鼻咽喉科、血液内科で常勤医増員~

今年度(2024年度)4月、当院では産婦人科、整形外科、耳鼻咽喉科、
血液内科の四診療科で、それぞれ常勤医師各1名の増員
がありました。
産婦人科では、7月までに札幌医大産婦人科教室から、更にもう1名の
常勤医が増員派遣され、計6名体制となる予定
で、診療体制が一段と強化されます。
整形外科では、新たに札幌医大整形外科教室より常勤医が派遣されることになり、
4月から脊椎外科の専門医(指導医)1名が赴任しました。同医師は救急医学会専門医資格
も有しており、救急診療体制も強化されます。耳鼻咽喉科では、これまで出張医による
外来診療のみでしたが、北大耳鼻咽喉科・頭頚部外科学教室より、新たに常勤医1名
(耳鼻咽喉科専門医)が派遣されることになり、4月から入院・手術診療にも対応
していきます。
また、血液内科も札幌医大血液内科より派遣の常勤医が1名増員され計4名体制となり、
西胆振唯一の血液内科として、さらに充実した診療体制となりました。

また、4月から2024年度採用の基幹型初期臨床研修医14名が新たに当院での
研修を開始しましたが、2年次14名(大学協力型1名含む)と併せて、
初期臨床研修医数は昨年度より4名増の計28名となり、道内でもトップクラスの規模となりました。

当院では、近年、研修医数の増加に加えて、多数の診療科において医育大学関連教室からの
常勤医師の増員、専門性の高い医師の赴任が続いており、研修医を含めた
常勤医師数は直近6年間で計30名増加(今年度4月の当法人常勤医師数は計95名)するなど、
高度急性期・急性期の診療体制が大幅に強化されています。
当院は、引き続き、「地域から求められる質の高い真の急性期病院」をめざして、
着実に診療機能を強化、充実させていきます。

2024 年 4 月 1 日

                     病院長  前田 征洋