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消化器内科・血液腫瘍内科
当科紹介 (最終更新日:2013/5/20
当科は、「消化器・血液疾患、とくに同領域の「がん」に対する専門的診療を通じて地域医療に貢献する。」との基本方針のもと、日々の診療を行っています。

1. 消化器・血液領域の「がん」に対する診断と治療を診療の中心としています
当科は、地方病院には少ない、「がん」の診断と治療に専門性を有する臨床腫瘍内科的な診療科で、最先端のがん治療を実践しています。関連教室の札幌医大腫瘍・血液内科学講座(第四内科)は前身の「がん研究所附属内科」から長年にわたり、とくに「消化器・血液領域のがん診療」に専門的に取り組んでおり、当科医師は、がんの基礎的研究、最新の化学療法など、幅広い臨床腫瘍学のトレーニングを受けています。

2. 救急対応も含めた幅広い消化器診療を行っています
がん診療以外に、消化器系では、食道・胃・小腸・大腸などの消化管、および肝臓・胆のう・膵臓などの良性疾患に対しても幅広い診療を行っています。潰瘍性大腸炎に対する白血球除去療法(LCAP)、クローン病に対する分子標的薬治療、C型肝炎に対する最新の3剤併用療法など、良性消化器疾患に対しても専門的な診療を行っています。また、消化管出血などの消化器系救急搬送にも、年間 308件(H24年度)と多数の対応をしています。

3. 血液診療では、地域におけるセンター的役割を果たしています
血液系では、各種の貧血、リンパ腫、白血病、骨髄腫などの診断と治療を行っています。無菌室(3室)を有し、また、道内でも数少ない日本血液学会指導医が常勤しており、西胆振地区唯一の同学会研修施設として、末梢血幹細胞移植も含めた高度な専門的診療を行っています。地域の医療機関から、リンパ腫・白血病・骨髄腫などの患者さんを多数ご紹介いただいており、西胆振地区における血液疾患診療の中心的役割を果たしています。

4. 最先端の消化器内視鏡検査・治療を行っています
上部・下部消化管、胆膵、小腸など、年5,223件(H24年度)と多数の内視鏡検査を実施しています。がんの診断に有用なNBI・AFI内視鏡、苦痛を軽減する細径(経鼻)内視鏡、小腸用ダブルバルーン、カプセル内視鏡などの最先端機器を他院に先がけ早期導入するなど、つねに先進的で質の高い検査を実施しています。また、胃・大腸の早期癌に対するESD(内視鏡的粘膜下層剥離)治療など、室蘭市内で最も多数の内視鏡治療を行っています。

5. がん化学療法の「入院から外来への移行」を積極的に行っています
がん治療の「入院から外来への移行」を進めています。「QOL(生活の質)を保ちながら、治療を継続していく」という近年の医療、社会的な流れに沿った考え方です。化学療法および、その副作用対策の急速な進歩により、多くの化学療法が外来で可能となってきました。「外来化学療法センター」をより高度化することで、無菌室対応を必要としない消化器がんの化学療法を中心に、できるだけ、外来でのがん治療をめざしています。

6. 地域医療連携が強固な診療科です
地域医療連携(かかりつけ医)から患者さんをご紹介いただくうえで、最も重要なことは、「当科への信頼性」にあると考えます。ご紹介いただいた患者さんに対し、最善・最高の診断・治療を行い、その結果を迅速かつ詳細に、ご紹介元に報告することに留意しています。当科は、年間1,595件(H24年度)と、院内的にも地域的にも、圧倒的に多数の患者さんのご紹介に対応しています。

7. 最大限の情報開示を行い、透明性の高い診療をめざしています
患者さん、およびその家族の方々が、さまざまな選択をされる際の一助となるよう、当科では、2003年と早期から、各種診療データを最大限に「見える化」しています。外来・入院・救急・紹介実績や各種の検査・治療実績、医師の専門性、業績なども含めた詳細かつ正確なデータを、当院ホームページに掲載しています。今後も、より質の高い情報開示を行い、診療の透明性を高めていきます。

8. 「がん」知識の普及・啓蒙活動を積極的に行っています
「がん」に対する基礎的知識の普及、予防・治療に関する啓蒙などを行い、がん検診を促進することも重要な役割と考えます。当院「がんセミナー」に中心的役割を果たすとともに、各種学会の市民公開講座を室蘭において開催するなど、地域住民へのがん知識の普及、啓蒙活動を積極的に行っています。2014年春完成の「がん診療センター棟」には、市民向けセミナー・公開講座などを、より快適に聴講できるよう、多目的大講堂も併設される予定です。

9.学会・論文・研究発表、臨床研修教育を活発に行っています
地域の中核病院として、診療・学術レベルの維持・向上のため、また、優秀な医師確保・育成をめざし、活発な学術活動を行っています。年間 45演題(H24年度)の学会・講演会・研究会発表に加え、多数の論文発表を行っています。また、多数の医学生に対する見学実習、初期研修教育を通し、これまで6名の研修医が当科関連大学教室(札幌医大腫瘍・血液内科学講座)の一員となっています。

10.地域医療ニーズに応じて、つねに先進的に変化しつづけています
疾病構造の時代変化とともに、地域のがん診療は重要性を増しています。近年、当科は内視鏡センター、外来化学療法センター、ピロリ菌外来の開設、血液疾患に対する移植医療など、地域「がん診療」の充実に、積極的かつ先進的に、その役割を果たしてきました。2014年6月稼働予定の「がん診療センター棟」では、放射線治療やPET-CT検査、化学療法センターの拡充(20床に倍増)など、さらに「高度な総合的がん診療」が実施可能となります。当科は、今後も引き続き、地域ニーズに応じた先進的医療を進めていきます。

病院長(消化器・血液腫瘍内科)  前田 征洋


当科基本方針
消化器・血液疾患、とくに同領域の「がん」に対する専門的診療を通じて地域医療に貢献する。

◆ 具体的重点目標

  1. 化学療法を中心とした臨床腫瘍内科的な総合的がん診療を行う。
  2. 内視鏡センターにおいて、最新の消化器内視鏡診断・治療を行う。
  3. 末梢血幹細胞移植など、最高レベルの血液疾患診療を行い、地域のセンター的役割を果たす。
(2007/7/10制定、2007/12/20、2008/3/10、2009/4/1、2010/4/1、2013/2/1改定)



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