放射線科

放射線科/放射線画像診断室

当院放射線・画像診断室は放射線科医1名、診療放射線技師27名(内女性技師8名)、看護師、看護助手、事務員で一般撮影からPET、放射線治療まで幅広く業務を行っています。放射線科医である湯浅憲章医師は、肝臓がん治療の一つである肝動脈塞栓術、RFAをはじめ、CT・MRI検査の読影を積極的に行っており、遠隔読影も併用しております。核医学検査は北海道大学から週3回の出張読影、放射線治療は北海道大学から週2回の出張をお願いしています。

 

撮影室の特徴として、高齢の患者さんも安心して検査を受けられるように、整形関連の撮影装置をバリアフリー化とするとともに、握り棒を取り付けるなど、患者さんにやさしい環境づくりをしています。 私達診療放射線技師は当宿直制と血管造影および腹部超音波については待機制を取り、24時間体制で地域住民の健康に寄与しています。 また、各種学会認定の技師として超音波検査士7名、検診マンモグラフィ撮影認定技師6名、磁気共鳴専門技術者3名、第1種放射線取扱主任者2名、放射線治療専門放射線技師1名、放射線治療品質管理士1名、X線CT認定技師2名が在籍しており、高度な医療機器とそれらを操作・読影・診断する放射線科医、診療放射線技師、看護師が高度な医療技術を備え、思いやりの心を大切に毎日頑張っています。

一般撮影装置

一般撮影装置 (胸部立位撮影台)
フラットパネルを使用しており、高画質であり被ばく線量は従来よりも40%低減しています。
また、他の撮影装置にもフラットパネルを使用しており、待ち時間の短縮にもつながっております。

 

 

 

乳房撮影装置

精度中央委員会(厚生労働省)認定の装置でフラットパ
ネルを使用しており、高画質で被ばく線量は従来よりも
40%低減しています。
当院では撮影する技師は全員女性で対応しています。
また、6名は精度中央委員会の認定を取得しています。
※乳房撮影は、病変を分かりやすくするために乳房を
圧迫することをご了承ください。

 

富士フイルムメディカル製 AMULET Innovality

 

血管造影装置

Celeve-i INFX

<キャノン製  Celeve-i INFX-8000C/8000CH3 >
当院は心筋梗塞で運ばれる患者さんも多いため2台の装置で対応しております。
高画質な画像、低線量での撮影が可能なため患者さんの被ばく低減が可能となりました。

 

<GE社製 Innova4100IQPro>
消化管出血や腹部全域、さらには全肺野、両下肢など、全身のあらゆる血管を広範囲にカバーできます。新たなアプリケーションや高画質と低被ばくの両立により、インターベンション手技に対応できる環境が整備されています。

TV装置

<キャノン製Cアーム Ultimax-i>
主に消化器科での検査・治療に使用しています。ステントという特殊な金属を挿入するなど高度な技術が要求されますが、高画質で低被ばくでの検査が可能となっています。

CT装置

<キャノン製 aquillion multi/CXL>
この2台の64列CTを設置しており緊急を有する患者さんに対しても迅速に対応しています。また冠動脈CT、大腸CT、CT透視下穿針など幅広く活用しています。X線CT認定技師2名が在籍しており高度な撮影技術で検査を行っています。

MRI装置

<PHILIPS製3.0T Ingenia/キャノン製1.5T  Excelart Titan>
MRI検査数の増加に伴い2014年4月より胆振日高地方では初となる3.0Tの装置を導入し2台体制で行っております。3名の磁気共鳴専門技術者が在籍しており高度な撮影技術で検査を行っています。

核医学装置


           SPECT SymbiaS             PET-CT Biograph truepoint16

<SIEMENS製 SymbiaS/Biograph truepoint16>
核医学検査とは、ごく微量のラジオアイソトープが入っている注射液を注入するだけで特異的に目的臓器に集積するために患者さんの負担が少なく済みます。
SPECT装置は主に狭心症など循環器疾患の検査に利用しています。PET-CTは悪性腫瘍の進行状態、再発診断等に威力を発揮しています。SPECT検査と同じく微量のラジオアイソトープが入っている注射液を注入するだけで全身の検査が行えます。

放射線治療装置

<Varian製 CLINAC ix>
がん治療は手術、化学療法、放射線治療が三大治
療法と言われています。
放射線治療は高エネルギーX線や電子線を患部に
照射し治療を行います。
3次元治療から定位照射及びIMRTはもちろんのこ
と、IGRT、DART等の最新技術まで対応可能な装置
です。放射線治療専門放射線技師1名、放射線治療
品質管理士1名が在籍しています。

 

腹部超音波装置

<日立製作所製 ARIETTA-850など>
腹痛などで来院された患者さんは腹部のX線写真と同様に最初に
行われています。 X線を用いていないため被曝の心
配はありません。腹痛に多い虫垂炎も90%以上の検出率を
誇り有用な検査です。乳癌検診での乳腺エコーは女性の診
療放射線技師が担当しており安心して検査が受けられます。
さらに、日本超音波医学会認定の超音波検査士が7名在籍し
ており、より信頼される検査を目指して業務を行っています。
この装置には最新の機能であるRVS(CT、MRI画像との重ね合わせ)、
Elastography(組織の硬さを評価)などを有しており、造影検査も
積極的に行っています。

 

骨密度測定装置

<GE製 PRODIGY>
1回の位置決めで腰と大腿骨の測定が可能です。
ロコモティブシンドロームの予防などに有用です。

 

 

 

医師紹介

■湯浅 憲章 (ゆあさ のりあき)

放射線科長
北海道大学 平成8年卒
教室:北海道大学 病態・情報学講座(放射線医学講座)
専門分野:画像診断、Interventional Radiology(IVR)
認定医・専門医・指導医等:放射線学会診断専門医、IVR学会専門医、核医学会 PET核医学認定医、がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了、死亡時画像診断(Ai)研修会修了、日本IVR学会主催経皮凍結療法講習会修了