救急症例検討会
(最終更新日:2019/1/18)
救急症例検討会は、過去の症例を検証して改善点を見出すこと、病院と消防署の連携を強化し、今後の救命率を向上させることを目的とし、定期的に開催しています。
2018年度 第2回 救急症例検討会を開催しました
1月16日、今年度2回目となる救急症例検討会を開催しました。
西胆振地域の救急隊員と当院の医師・職員など103名が参加。
赤坂副院長の開会の挨拶で始まり、斉藤小児科長が『小児科領域の特殊な疾病』について講演しました。
症例検討では、4消防隊の各救急隊員より小児救急に関連する症例等が紹介され、より良い処置や観察のポイント等について、医師と救急隊員が意見を交わしました。
開催日時 | 2019年1月16日(水) 17時30分~19時10分 |
場所 | 製鉄記念室蘭病院 がん診療センター3階大講堂 |
講演 | 小児科領域の特殊な疾病 製鉄記念室蘭病院 小児科長 斉藤 淳人 |
症例検討 | (1)小児痙攣発作症例 (2)小児のてんかん症例について (3)早期に閉塞性動脈疾患を見抜けなかった症例 (4)ショックへの対応が遅れてしまった症例 |
過去の開催一覧
開催日 | テーマ・講演 |
2018年7月25日(水) (平成30年度第1回) |
【講演】 12誘導心電図伝送システムの現況について (製鉄記念室蘭病院 透析科長 高橋 弘) |
【症例検討】 (1)12誘導心電図実証試験の結果について (2)12誘導心電図伝送を行い心筋梗塞と診断された症例 (3)心疾患を疑った症例 (4)症状が長期にわたった循環器疾患について |
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2017年12月20日(水) (平成29年度第2回) |
【講演】 西胆振地域における急性大動脈解離の現況 (製鉄記念室蘭病院 心臓血管外科長 赤坂 伸之) |
【症例検討】 (1)PA連携により出勤したポンプ隊による特定行為 ~活動を妨げる言葉の壁~ (2)乳児のアナフィラキシー症例 (3)低血糖傷病者にブドウ糖を投与した症例 (4)声門確認の際に躊躇した気管挿管症例 |
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2017年6月21日(水) (平成29年度第1回) |
【講演】 陣痛発来した妊婦の救急車内での対応 (製鉄記念室蘭病院 産婦人科長 恐神 博行) 院外出産における新生児対応 (製鉄記念室蘭病院 小児科医長 吉川 靖) |
【症例検討】 (1)救急現場における産科事案に関する考察 (2)居合わせた医療従事者と協力し現場で蘇生した症例 (3)未受診妊婦の母子搬送症例 (4)急性心筋梗塞により2度搬送した症例 |
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2017年1月18日(水) (平成28年度第2回) |
【講演】 当院における訪日外国人旅行者・救急搬送の現状と課題 (製鉄記念室蘭病院 病院長 前田 征洋) |
【症例検討】 (1)早期除細動により救命できた症例 (2)現場の状況から内因性のCPAとして対応してしまった症例 (3)大動脈解離特有の症状がみられなかった症例 (4)搬送途上CPAに移行した症例 |
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2016年6月21日(火) (平成28年度第1回) |
【講演】 循環器疾患に対する病院外救護のエッセンス (製鉄記念室蘭病院 透析科長 高橋 弘) |
【症例検討】 (1)ショックを伴うブドウ糖投与症例 (2)上気道異物により呼吸停止に至った症例 (3)急性大動脈解離と診断された症例 (4)急病の外国人旅行者への対応に苦慮した症例 |
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2015年11月18日 (平成27年度第2回) |
【講演】 当院の救急医療の現状 (製鉄記念室蘭病院 副院長 大谷 則史) |
【症例検討】 (1)室蘭消防における静脈路確保の実施状況について (2)ショック症状のある心疾患疑い搬送症例 (3)徐脈性心房細動を来した症例 |
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2015年6月24日 (平成27年度第1回) |
【講演】 異常分娩時の救急搬送について (製鉄記念室蘭病院 小児科主任医長 木原 美奈子) |
【症例検討】 (1)搬送中にPVT様の波形に変化したCPA症例 (2)呼吸苦を訴えるアルツハイマー型認知症傷病者を搬送した 症例について (3)発症目撃あり心肺停止、その後低カリウム血症、 QT延長 のため転院搬送となった症例 (4)危険ドラッグを吸引し交通事故を起こした救急事例 |
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2014年12月5日 (平成26年度第2回) |
【 テーマ1.処置拡大2行為に関する検討】 (1)救急救命士が実施可能な新たな処置拡大2行為について (2)症例検討:救急救命士の処置拡大について (3)処置拡大に伴う手技等の留意点 (製鉄記念室蘭病院 愛澤 真裕美) |
【テーマ2.症例検討】 (1)子宮癌にて入院加療後の水頭症について (2)重症度・緊急度の高い胸痛 |