初期研修プログラム

初期臨床研修プログラム

プログラム名称 製鉄記念室蘭病院 臨床研修プログラム
定員 11名

研修プログラムの概要

1.ローテーション研修

[1年次]

・1年次は、基本研修科および選択必修科をローテートする。1年次:内科24週、救急4週、麻酔科(救急)8週、外科8週、小児科4週、産婦人科4週、精神科4週

・内科24週は、循環器内科、消化器内科、血液・腫瘍内科、呼吸器内科を8週ずつ研修する

・1年次に麻酔科を8週研修する(うち4週は救急分野としてカウント)

・その他の必修分野として、外科8週、産婦人科4週、小児科4週、精神科4週で研修する

[2年次]

・2年次は必修分野及び自由選択(研修医希望分野)また、基本研修、必修の不足分をローテートする。2年次:必修不足科4週、救急4週、地域医療4週、自由選択40週

・自由選択は、循環器内科、消化器内科、外科、麻酔科、小児科、産婦人科、脳神経外科、整形外科、心臓血管外科、泌尿器科、臨床病理、放射線科、地域保健から選択する

・2年間の研修中は、研修目標の達成度合により「柔軟な対応」「研修医の希望に沿う」研修を目指している

 

[研修スケジュール例]

4週 4週 4週 4週 4週 4週 4週 4週 4週 4週 4週 4週 4週
 

1年次

 

循環器
内科

 

消化器内科
血液腫瘍内科

 

呼吸器
内科

 

麻酔科
(救急)

 

麻酔科

 

外科

 

小児科

 

産婦人科

 

救急

 

2年次

 

 

救急

 

 

精神科

 

 

地域
医療

 

 

自由選択

※研修の順番は、研修医の希望と各研修科や協力施設の受け入れ体制を考慮したうえで決定する

2.救急研修

救急研修は1年次8週(麻酔科4週・日中救急4週)2年次4週(救急4週)2年間で12週研修を行う。

[1年次]

ブロック研修を研修しさらに2年間を通じて日中救急、救急当直を定期的に研修する(救急当直は月2回程度)研修初期(4~9月)は、指導医・上級医が初期診療を行い、見学を主体としながらトリアージ等に携わる。能力・技量が一定程度のレベルに達したあとは、研修医が段階的に初期診療にあたる。指導医・上級医は診察室に同席し、監視または助言を行う。

[2年次]

2年次からは、指導医・上級医同席のもと、初期対応、トリアージ、初期治療を実施する。専門的な診療が必要とされる場合は、オンコール体制のもと各科待機医師にコンサルトし、必要に応じて呼び出すことができる。また同席する指導医・上級医がいつでも相談・サポートする体制を確保している。各科指導医・上級医は、電子カルテを通じて研修医に対し振り返りなど適切に指導を行う。

3.一般外来研修

・内科研修中に総合案内にて並行研修として一般外来研修を行う。また地域医療研修時に沖縄離島診療所、もしくは本輪西ファミリークリニック等のいずれかにて一般外来研修を4週実施することも可能。

4.教育型CPC

・研修医が一人一例受け持ち、教育型臨床病理カンファレンス(CPC)を病理指導医のもと実施

5.オリエンテーション

・研修開始にあたり電子カルテ使用方法・医療安全・感染対策・保険診療・地域医療連携等のオリエンテーションを実施

6.各科に共通する研修方針

①医師としての基本的姿勢・態度
チーム医療の一員としての役割を理解し、他職種と協調して診療することを学ぶため、各院内チームの活動に参加する。院内チームとは、緩和ケアチーム、感染対策チーム、栄養サポートチーム、褥瘡対策チーム、呼吸ケアチームがあり、活動に参加することでチーム医療を学ぶ。

②インフォームド・コンセント
各科での研修において、指導医とともにインフォームド・コンセントを経験する。指導医のインフォームド・コンセントに同席し見学を実施したのち、インフォームド・コンセントの内容により、指導医の監督の下で一定程度のインフォームド・コンセントを自ら実施する。実施後は、指導医からの評価・フィードバックを受ける。
セカンド・オピニオンの実施がある場合は、その場に参加し、指導医のもと方法について学ぶ。

③医療安全、感染対策、医療の社会性
研修開始時オリエンテーションの他、院内で開催される職員向けの研修会において、医療安全、感染対策、保険診療、介護保険、地域医療、医薬品や医療機器の安全研修等について講習を受ける。また、院内防火・防災訓練に参加し、対応体制を学ぶ。

④基本的臨床検査
研修期間内に、各科での臨床検査研修の他、病理・臨床検査室での研修を行い、基本的臨床検査に関する知識・技術を身につける。

【研修項目】

  1. 一般検査(尿検査主体)
  2. 血液検査
  3. 生化・免疫学検査
  4. 輸血関連(血液型・交差試験)
  5. 微生物検査(染色・培養主体)
  6. 生理機能検査(心電図・肺機能・超音波)
  7. 細胞診・病理検査

研修後は、臨床検査研修終了証明書兼評価表に自己評価を記入し、担当技師および病理・臨床検査室技師長、病理・臨床検査室長の署名・捺印を受ける。

⑤基本的手技
各科研修プログラムにおける手技指導の他、シミュレーターでの研修が実施可能である。院内シミュレーターは研修医であれば自由に使用することができ、使用の際は使用簿に日時や研修医氏名を記載し、指導医から指導を受ける。指導を受けた際の評価および評価コメントは使用簿に記載し、閲覧することができる。

⑥医療記録
各科研修時に、診療録の作成、紹介状の作成、診断書の作成を経験する。作成時には、指導医が内容についてチェックを行い、指導医による承認が必要である。また、死亡診断書については、指導医の立会いの下で作成を経験し、記載方法について学ぶ。

⑦療計画の作成
各科での研修において、指導医とともに診療計画の作成を経験する。入院時には指導医とともに入院計画書を作成し、また退院時には退院時カンファレンスに出席し、退院計画書の作成にも携わることで、診療計画の作成方法を修得する。

⑧終末期医療
2年間の研修期間において、患者さんに対する心理社会的側面への配慮、告知をめぐる諸問題への配慮、死生観・宗教観などへの配慮について学ぶ。また、臨終に立ち会い、適切な対応方法を修得する。

 

研修の目標

医療人として必要な基本姿勢・態度の修得、基本的な身体診察法・検査・手技・治療法および症状
・病態・疾患の経験と救急医療・予防医療等の医療現場を体験することにより、臨床研修の研修理念である「医師が医師としての人格を涵養し、将来専門とする分野にかかわらず医学および医療の果たすべき役割を認識しつつ、一般的な診療において頻繁にかかわる負傷または疾病に適切に対応できる基本的な診療能力を身につける」ことを目標とする。

研修の到達目標と評価(厚生労働省の指針に基づくもの)

Ⅰ.行動目標
(1)医療人として必要な基本姿勢・態度
Ⅱ.経験目標
(1)基本的な診察法・検査・手技の経験
(2)症状・病態・疾患の経験
(3)特定の医療現場の経験

①上記はEPOCを利用して「自己評価」「指導医評価」を行う。
②その他、各科において独自の目標を設定し、研修の充実を図る。

 

臨床研修に関する要綱

項目 ダウンロードファイル
2020年度製鉄記念室蘭病院
臨床研修プログラム
 PDF:1.62MB 
臨床研修医総括評価表・一般評価表  PDF:101KB 
診療の責任体制
当直時の診療と指導医による支援
 PDF:518KB 
臨床研修医管理規程  PDF:246KB 
研修医勤務マニュアル  PDF:497KB 

協力型臨床研修病院と研修協力施設

名称 研修分野 研修病院・施設
総合病院伊達赤十字病院 精神科 協力型臨床研修病院
恵愛病院
三愛病院
沖縄県立南部医療センター
こども医療センター附属離島診療所
地域医療 臨床研修協力施設
野尻内科・消化器科クリニック
・北海道家庭医療学センター 本輪西ファミリークリニック
・寿都町立寿都診療所
洞爺温泉病院
介護老人保健施設憩 地域保健
健康管理センター